健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

胴回りのサイズによる心臓病リスク予測

2016-04-21 08:30:53 | 研究
ある人が将来心臓病にかかるかどうかを予測する上で、体重と身長の関係から算出されるBMI(体格指数)より胴回りのサイズの方が有力な指標になるかもしれないとする研究結果が、米国Chicagoで開かれたAmerican College of Cardiologyで発表されたそうです(AFPBB NEWS)。研究では、心臓病にはかかっていない糖尿病患者200人について調査。その結果、胴回りのサイズが大きい人は小さい人より、酸素濃度が高い血液を脳などに送り出す左心室の機能に異常がある場合が多いことを発見。研究チームの一人は、胴回りのサイズを落とせば、心臓病になるリスクを減らせる可能性があると述べたそうです。胴回りのサイズが大きく心臓病の兆候がある糖尿病患者が将来、心臓の機能障害や動脈疾患を発症するかどうかについては引き続き研究が必要だとも発言しているようです。
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