米国New Yorkの退役軍人病院で、先月末、近未来的な義肢の実演会が行われたそうです(AFPBB NEWS)。「ルーク・アーム(LUKE Arm)」と名付けられた第3世代の義肢は、SF映画「スター・ウォーズ(Star Wars)」シリーズでルーク・スカイウォーカーが装着したロボットアームにちなんでいるそうです。何年もの試験を経て、2016年5月にWashington D.C.で披露されたルーク・アームは、卵のように壊れやすいものからブドウ一粒大の小さなものまでつかむことができ、ねじ回しを扱うこともできるそうです。ルーク・アームを製造している米国企業Mobius Bionicsは、注文数量にもよるが、年内にも数十セットは販売可能だと述べているそうです。義肢はそれぞれ受注生産されるが、価格については明らかにされていないとも。一方、米国防総省の研究技術機関である国防高等研究計画局(DARPA)と共にルーク・アームの開発に携わってきた米企業デッカ(Deka)の創立者によると、価格は10万ドル(約1100万円)前後になるだろうとの見方を示しているそうです。最初にルーク・アームを受け取ることになるのは、腕を切断した退役軍人たちだそうです。イラクやアフガニスタンでの紛争で手足を失った米兵は1600人以上いるそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3134166
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