がん患者の4割近くが、亡くなる前の1か月間、体の痛みを抱えているという調査結果が発表されたそうです(YOMIURI ONLINE)。がん患者らの遺族に行ったもので全国的な調査は今回が初めてだそうで、心身の苦痛を軽減する緩和ケアの普及が求められるということです。調査は今年2~3月、人生の最終段階(終末期)の療養生活の実態を把握しようと、2016年にがんやほかの病気で亡くなった患者の遺族を対象に実施。がんでは約3200人のうち1630人(51%)から有効回答。亡くなる前の1か月を痛みが少なく過ごせたか聞いたところ、「そう思わない」「あまりそう思わない」など、痛みがある状態だったのは36%に上ったそうです。穏やかな気持ちで過ごせたかについても、「そう思わない」「あまりそう思わない」などを合わせると、気持ちのつらさを抱えていた患者が35%を占めたそうです。一方、介護に負担を感じていた家族は42%だったそうです。
https://www.yomiuri.co.jp/science/20181226-OYT1T50008.html?from=ytop_ylist
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