健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

「火星の土」でれんが製造

2017-05-11 08:30:34 | 研究
火星での植民地建設を想定し、火星の土壌を再現した人工の土から小さなれんがを製造することに成功したとの研究結果がScientific Reportsに発表されたそうです。土を特定の方法で圧縮するだけで赤れんがを製造でき、別の材料を添加する必要も、焼き固める必要もないそうです。米国航空宇宙局(NASA)が火星の土壌を再現してつくった土砂の混合物を高圧で圧縮すると、鉄筋コンクリートよりも強い構造になることを偶然に発見。この方法で、厚さ3ミリの円盤状のれんがを数百個製造できるそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3126662
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「アイアンマン」スーツ

2017-05-10 08:30:11 | 研究
米コミック「アイアンマン(Iron Man)」のような「空飛ぶスーツ」がカナダVancouverのVancouver Harborで公開されたそうです(AFPBB NEWS)。腕と背中の部分にジェットエンジンが装着されたスーツを着て、短い距離をホバリングしたり、円を描いて飛んだりして、見ていた人を魅了したそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3126711
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24億年前の菌類様化石

2017-05-09 08:30:06 | 研究
南アフリカで偶然発見された化石は、これまで最古とされていたものよりさらに12億年古い菌類である可能性が高いとの研究論文がNature Ecology and Evolutionに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。植物でも動物でもない生物群、菌類の進化の物語を書き換える発見だそうです。菌類であることと多細胞であることの両方が立証されれば、細長い糸状のフィラメントがほうきのように束ねられているこの24億年前の微小な生物は、生命系統樹で人間が属する系統の生物としては、知られている限りで最古の化石標本となる可能性があるそうです。植物、動物、菌類などを含むが、細菌類を含まない生物分類の「上界」である真核生物の痕跡を示す生痕化石については、これまで最古とされていたものは19億年前の化石だったそうです。そして、地球自体の年齢は約46億年とされているそうです。菌類に似たこの古代生命体は、南アフリカのNorthern Cape州の地下800メートルから発掘された岩石に形成されていた、気体の泡でできたような球状の構造の内部で見つかったそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3126301
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エボラ出血熱ではない原因不明の病気で11人死亡

2017-05-08 08:30:19 | 研究
西アフリカのリベリア政府は4月28日、同国内で原因不明の病気が発生して11人が死亡し、遺体から採取した血液サンプルを外国で調べていると発表したそうです(AFPBB NEWS)。原因はエボラ出血熱ではないそうです。原因不明の病気は同国南東部Greenvilleで発生したもので、これまでに19人が影響を受けたそうです。世界保健機関(WHO)によると、今月24日から患者に症状が出始めたそうです。WHOはスイスGenevaで、これまでにグリーンビルで11人が死亡し、5人が入院していると発表。残り3人はすでに退院したそうです。リベリア保健省とWHOは、今回の病気は2013年12月から西アフリカで感染が拡大して数千人が死亡したエボラ出血熱と症状が似た部分もあるものの、エボラとは別の病気だと確認したとしているそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3126799
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携帯電話の長時間使用で・・・・

2017-05-07 08:30:21 | 研究
イタリアの裁判所がこのほど、携帯電話の長時間にわたる使用が原因で良性の脳腫瘍ができたと訴えた男性労働者の主張を認め、社会保障当局に賠償するよう命じたそうです(AFPBB NEWS)。イタリア北部Ivrea裁判所の判決は4月11日に言い渡されたそうです。今後、不服申し立てが行われる可能性もあるとも。裁判では、15年にわたり、仕事で日々3~4時間の携帯電話の使用を余儀なくされていたと主張。専門家は、腫瘍とその治療により、身体機能の23%に支障が生じたと算出。これを受けて裁判所は、損害賠償として月々500ユーロ(約5万9000円)を支払うよう国民労災保険協会「INAIL」に命じたそうです。携帯電話による健康へのリスクの有無を調べた研究の大半は、一般的な使用であれば、人の健康を脅かす深刻なリスクはないとしているそうです。しかし、過度の使用で一定のリスクが生じる恐れがあるとする研究結果もあり、多くの専門家らは、この比較的新しいテクノロジーに対して適切な評価を下すのは時期尚早との見解を示しているそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3125918
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抗てんかん薬のリスク

2017-05-06 08:30:23 | 研究
フランスで抗てんかん薬として1967年から同国で市販されているバルプロエートが、これまでに国内の新生児2150人~4100人の「深刻な先天性異常」の原因となっていたことがフランス保健当局の予備調査で明らかになったそうです(AFPBB NEWS)。フランス医薬品・保健製品安全庁(ANSM)と国民健康保険当局が共同で発表した報告書によると、てんかん治療のため妊娠中にバルプロエートを服用した女性が先天性異常のある赤ちゃんを出産する可能性は、服用しなかった女性に比べて4倍高いということです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3125860
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若い血で若返り

2017-05-05 08:30:50 | 研究
ヒトの臍帯血に含まれるタンパク質を高齢のマウスに投与した実験の結果、高齢者の脳の健康維持に効果をもたらす新薬を開発するための「標的」が明らかになったとする研究論文がNatureに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。そのタンパク質はTIMP2で、これまでの研究で、記憶の処理や空間認知能力に関わる海馬の働きを向上させる働きがあることが分かっていたそうです。研究では、高齢のマウスにTIMP2を投与する実験を実施。その結果、マウスの海馬内の活動が活発になり、学習能力や記憶、新たな情報への適応能力のすべてが向上。とりわけ迷路から脱出する能力に高い効果がみられたそうです。TIMP2または同タンパク質の作用を受ける脳細胞は、高齢者の認知機能低下を予防する薬剤を開発する上で有用な標的となり得ると。一方で、アルツハイマー病の専門家らは、マウスを使った今回の実験は、加齢に伴って自然に生じる認知機能の低下を対象としているため、病気に起因する認知症はプロセスが異なるという意見もあるようです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3125771
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カエルの粘液でインフルエンザ予防

2017-05-04 08:30:29 | 研究
インド南部に生息するカエルの皮膚から分泌される粘液が、人間が特定の種類のインフルエンザウイルスと闘う助けになる可能性があるとの研究論文がImmunityに掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。このカエルはアカガエル科の「Hydrophylax bahuvistara」。色鮮やかな体色で、大きさはテニスボールほどとのこと。研究では、カエルに弱い電気ショックを与えてH1型インフルエンザウイルスを撃退するとみられるペプチドを含む分泌物を採取。この抗ウイルス性ペプチドを「ウルミン(urumin)」と命名。名前の由来は、数百年前にインド南部で使われていたむちのような形の剣にちなんだものだそうです。ウルミンは哺乳類に対する毒性はなく、インフルエンザウイルスを破壊するのみとみられるそうです。致死量のH1型インフルエンザウイルスに感染させた実験用マウスの鼻にウルミンを注入したところ、マウスは生き延びたそうです。H1型は2009年の豚インフルエンザ流行を引き起こしたウイルスだそうです。ウルミンが人間のインフルエンザの予防的治療に使えるかどうかや、カエルが生成する他のペプチドがデング熱やジカ熱の病原ウイルスに対して有効かどうかなどを確認するためには、さらに研究を重ねる必要があるそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3125579
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悪化する宇宙ごみ問題

2017-05-03 08:30:59 | 研究
先月18日、宇宙ごみ(スペースデブリ)に関する会合が開幕し、過去60年間の宇宙探検の結果として地球の衛星軌道上に宇宙ごみがたまり、宇宙空間での任務に影響を及ぼしている問題が悪化していると警鐘を鳴らしたということが報道されていました(AFPBB NEWS)。この会合での報告によると、人工衛星や探査機を破壊するほどの大きさの宇宙ごみはこの四半世紀足らずで倍増しているということです。最高時速2万8000キロで地球の軌道を周回している宇宙ごみは、たとえ非常に小さな物でも、人工衛星や有人宇宙船の表面を損壊するほどの衝撃力を持ちます。1993年には地上のレーダー観測によって、地球軌道上に10センチ以上の大きさの宇宙ごみが約8000個確認され、この大きさのものは衝突時に壊滅的な被害をもたらすとのことです。さらに現在では、10センチ以上のものは約2万個あり、1メートル以上の宇宙ごみも約5000個あるとも。「飛んでいる弾丸」と表現される約1センチの宇宙ごみは75万個に上り、1ミリ以上のものも1億5000万個以上あると欧州宇宙機関(ESA)の予測モデルで示されているそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3125581
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たばこ1日30本

2017-05-02 08:30:07 | 研究
先日、たばこを1日30本以上吸う人は、吸わない人と比べ、急性骨髄性白血病になるリスクが倍増することが大規模調査で明らかになったという発表がありました(YUOMIURI ONLINE)した。海外の研究では、喫煙がこのタイプの白血病のリスクを高めると報告されているそうですが、日本人にも当てはまることが大規模調査で初めて裏付けられたそうです。この発表は、岩手や長野など10府県の40~69歳の男女約10万人を対象に、2012年までの平均約18年を追跡調査。このタイプの白血病になった90人(男55人、女35人)の年齢などの偏りを調整し、発症リスクを算出。その結果、男性では、吸わない人に比べ30本以上吸う人は2・2倍リスクが高かったというもの。女性は喫煙者が少なかったことなどから、はっきりしなかったそうです。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20170415-OYT1T50090.html?from=yartcl_popin
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