健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

米国のエネルギー関連CO2排出量が2018年に大幅増

2019-01-15 08:30:00 | 研究
米国では2018年、CO2排出量が前年比で大幅に増加したそうです(AFPBB NEWS)。アナリストの推算によると、2018年のエネルギー関連CO2排出量は2017年から3.4%増えたとされ、これは2010年以降で最大の増加幅となるそうです。この推算は、2018年の1月~8、9月期の石油消費量および発電量に関する米国政府のエネルギー統計とその他の官民データに基づくものだそうです。石炭の使用比率は減少を続けており、2018年の石炭火力発電所の閉鎖件数も過去最多を更新。だが、多くの場合、石炭に取って代わったのは風力タービンや太陽エネルギーではなく、天然ガスだったそうです。天然ガスは、石炭に比べて温室効果ガスの排出量は少ないが、2018年の電力需要増加分の大半は風力や太陽光ではなく、ガスで賄われていたそうです。また、輸送部門で消費される燃料が3年連続で米国内最大のCO2排出源となったとも。トラック輸送と航空輸送空の排出量は増加した一方、個人用自動車に由来するCO2汚染は前年比で横ばいだったそうです。エネルギー関連のCO2排出量は、米国で排出される温室効果ガス全体の約4分の3を占めるそうです。地球温暖化の一因となるガスとしては、CO2の他にもメタンなどがあります。温室効果ガス総排出量の公式数値については、米環境保護局(EPA)による2020年の発表を待つことに。

http://www.afpbb.com/articles/-/3205640?cx_part=top_category&cx_position=2
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先史時代のシカ化石

2019-01-14 08:30:08 | 研究
アルゼンチン首都ブエノスアイレスのすぐ北にある化石の発掘地で、先史時代に生息していたシカの化石が発見されたそうです(AFPBB NEWS)。化石の正確な年代はまだ特定されていないそうですが、背骨や四肢、歯など、シカの全身の約7割の部位が見つかったそうです。同じ発掘地からは、哺乳類や爬虫類の化石がこの17年間で24体分見つかっているそうです。このシカの骨格は、歯や脊柱がほぼ完全に揃っているだけでなく、肋骨20本以上、骨盤骨、後肢の骨、大腿骨の一部などが含まれていたそうです。シカは、モレネラフス(Morenelaphus)の一種で、体重が最大で200キロに達した可能性もあるそうです。この種のシカではこれまで断片的な化石しか見つかっていなかったそうです。今後、化石の年代を特定するための検査が実施される予定。この種の動物は約250万年前から1万2000年前まで続いた更新世に生息していたそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3205630?cx_part=top_category&cx_position=3
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スマートフォンアプリ「アトピヨ」

2019-01-13 08:30:05 | 研究
アトピー性皮膚炎の元患者が開発した患者向けスマートフォンアプリ「アトピヨ」が注目を集めているそうです(YOMIURI ONLINE)。患者が匿名で写真や症状を投稿し、情報を共有。治療経過の「見える化」を図り、孤立しがちな闘病を支えるのが目的だそうです。アプリは先月、慶応大主催の医療ビジネスコンテストで入賞したのをはじめ各種の賞を受け、広く評価されているそうです。アトピヨは米アップルのアイフォーン用無料アプリで、公認会計士のRyotaro Akoさん(仮名・39歳)が薬剤師の妻らの協力を得て開発。2018年7月に配信を始め、これまでに2600人がダウンロード。利用者は、患部の画像と症状のメモ、使った薬を匿名で投稿し、他の会員と共有できるそうです。投稿は部位ごとに、時系列で表示。投稿した患者にとっては自分の治療経過の記録になり、医師への説明にも使えるそうです。会員同士で投稿内容が見られ、他の人の経過を参考にすることもできるとも。Akoさん自身も幼児期、アトピーやぜんそくのアレルギー疾患があったそうです。成長後ほぼ治まったが、3年前の苦い経験がアプリ開発のきっかけになったということです。家族旅行で古びた旅館に泊まったとき、上半身が手から顔まで腫れ上がり、息苦しくなって救急車で病院に運ばれた。ハウスダストのアレルギーだったそうです。これを機にアレルギーの患者会に入ると、会員の多くがアトピー性皮膚炎で、つらい様子を目の当たりに。24時間かゆみと隣り合わせ。荒れた肌が人目に触れるのは大きなストレスに。症状の悪化で、外出したくてもできない人たちを助けたいということで、プログラミングを学び、約10か月かけてアプリを完成させたそうです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20190108-OYT1T50075.html?from=ycont_top_txt
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小惑星リュウグウに着陸へ

2019-01-12 08:30:42 | 研究
小惑星リュウグウに着陸へ

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、探査機はやぶさ2が2月18~24日の間に小惑星リュウグウへ着地し、試料を採取する計画を発表したそうです(YOMIURI ONLINE)。また、リュウグウ表面の岩やクレーターなど13か所に、「オトヒメ」など昔話にちなむ名前を付けたことも明らかに。はやぶさ2は2014年12月に打ち上げられ、昨年6月にリュウグウに到着。着地は当初、昨年10月の予定だったそうですが、詳しい観測により、支障となる大きな岩が予想以上に多いことが判明。JAXAは着地を延期し、慎重に検討を進めていたそうです。その結果、岩が少ない場所が2か所あり、その幅は6~12メートルと狭いものの、着地時に機体を精密に制御することで安全に降りられる見通しが立ったそうです。今後、どちらの場所にするかを決めるそうです。13か所の地名はオトヒメのほか、浦島太郎が亀を助けた磯の「エジマ」(絵島)や、「モモタロウ」「キンタロウ」など。天体の名称を管理する国際天文学連合(IAU)へ昨年10月に申請し、12月下旬に認めるとの連絡があったそうです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20190108-OYT1T50067.html?from=ycont_top_txt
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首を切断して神殿に奉納した痕

2019-01-11 08:30:25 | 研究
ペルー北部パコパンパ遺跡で出土した紀元前500~前50年頃の6体分の人骨に、首を切断して神殿に奉納した痕が確認されたとの発表があったそうです(YOMIURI ONLINE)。古代アンデスで人の頭部が神聖視されたことは土器の図像などで知られていたそうですが、儀礼で供えたことが科学的に確認できた最古級の例ということのようです。同遺跡は、紀元前1200~前500年頃の神殿跡と、後の時代に神殿を再利用した痕跡が見つかっており、国立民族学博物館)など日本・ペルー合同調査団が調査しているそうです。今回、同遺跡で出土した128体の人骨を分析したところ、人為的に首を切断した痕が残る頭骨が6体分あったそうです。すべて成人男性で、痕跡の形や方向が共通し、首の後ろに石器を当てて切断されたと考えられるそうです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20190109-OYT1T50037.html?from=ycont_top_txt
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タバコと飲酒で食道がんのリスクが増加

2019-01-10 08:30:40 | 研究
食道がんを発症するリスクが飲酒や喫煙によって高まる詳しい仕組みと飲酒歴と喫煙歴が長い人ほど発がんに関わる遺伝子変異が起こる頻度が高まるという研究成果がNature電子版に掲載されたそうです(YOMIURI ONLINE)。がんは、正常な細胞の遺伝子が何度も変異して発症すると考えられていますが、発症前にどのような変異が起きているかは、不明な点が多いそうです。食道がんは、国内で毎年新たに2万人以上が発症。早期に発見されにくく、難治性がんの一つとされるそうです。研究では、健康な人と食道がんの患者計134人(23~85歳)の食道から、がん化していない細胞の組織を採り、遺伝子変異の有無を調査。その結果、飲酒、喫煙歴の両方が長い人ほど、発がんに関わる「NOTCH1」や「TP53」という遺伝子で頻繁に変異が起きており、変異する遺伝子の種類も多いことがわかったそうです。一方、高齢者では飲酒と喫煙の有無にかかわらず、食道全体の4~8割の細胞で遺伝子の変異が見つかったそうです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20190107-OYT1T50028.html?from=ycont_top_txt
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史上最も遠い天体

2019-01-09 08:30:39 | 宇宙
米国航空宇宙局(NASA)の無人探査機「ニュー・ホライズンズ(New Horizons)」が到達した、人類の宇宙探査史上で最も遠い天体「ウルティマトゥーレ(Ultima Thule)」は、巨大な雪だるまのような形をしていたそうです(AFPBB NEWS)。NASAは先日、ニュー・ホライズンズから届いた初の鮮明な画像とともに発表。ウルティマトゥーレは地球から約64億キロ先の宇宙空間に浮かぶ氷に覆われた天体。ニュー・ホライズンズは1日、フライバイ(接近通過)に成功していたそうです。今回の詳細な画像を基に、ウルティマトゥーレは2つの球体が重力によって互いに少しずつ引き寄せられ、衝突して形成されたと確信しているそうです。ウルティマトゥーレは2014年に発見された天体で、宇宙探査機によって発見されたものとしては最も遠くにあるほか、最も古い可能性もあるそうです。1日のフライバイ以前には、ウルティマトゥーレの画像は不鮮明なものが1枚あるだけで、ボウリングのピンや落花生のような細長い形に見えていたそうです。最新の画像はウルティマトゥーレまで約2万7000キロの位置から撮影されたもので、1画素当たり140メートルの精度だそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3204886
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がん終末期に痛み

2019-01-08 08:30:19 | 研究
がん患者の4割近くが、亡くなる前の1か月間、体の痛みを抱えているという調査結果が発表されたそうです(YOMIURI ONLINE)。がん患者らの遺族に行ったもので全国的な調査は今回が初めてだそうで、心身の苦痛を軽減する緩和ケアの普及が求められるということです。調査は今年2~3月、人生の最終段階(終末期)の療養生活の実態を把握しようと、2016年にがんやほかの病気で亡くなった患者の遺族を対象に実施。がんでは約3200人のうち1630人(51%)から有効回答。亡くなる前の1か月を痛みが少なく過ごせたか聞いたところ、「そう思わない」「あまりそう思わない」など、痛みがある状態だったのは36%に上ったそうです。穏やかな気持ちで過ごせたかについても、「そう思わない」「あまりそう思わない」などを合わせると、気持ちのつらさを抱えていた患者が35%を占めたそうです。一方、介護に負担を感じていた家族は42%だったそうです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20181226-OYT1T50008.html?from=ytop_ylist
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AIやロボが仕事奪う!?

2019-01-07 08:30:30 | 研究
AI・ロボットが囲碁や将棋などで人間に勝ったり、心臓手術を成功させたりしているほか、大量の法律を記憶した「弁護士AI」も登場しているそうですが、こうした専門領域での開発が目立っているが、これらは、「プログラムによって設定されたことを実行しているだけだ」という意見があるようです(YOMIURI ONLINE)。自律的に動くAI・ロボットの開発への道のりは遠く、これまでの研究開発の状況から、「2050年になっても『ドラえもん』や『鉄腕アトム』のようなAI・ロボットは誕生しない」と予言。多くの人々が恐れているような、比較的単純な仕事をAI・ロボットに奪われる事態は、今後数十年は起きないということですが・・・・・・。無数にある仕事のコツを分析して、AI・ロボットに設定するには、膨大な時間と労力が必要だからということです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20181224-OYT1T50052.html?from=ytop_ylist
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むき出しになった湖底

2019-01-06 08:30:05 | 研究
アフリカ南東部マラウイのチルワ湖(Lake Chilwa)西岸カチュル(Kachulu)の漁港は、たった4か月前まで、その日の収穫物の値段交渉をする漁師や商人でにぎわっていたそうですが、今では湖底がむき出しになり、何百そうもの漁船が茶色く乾き、ひび割れた地面に放置され、コンドルが上空を飛び交っているそうです(AFPBB NEWS)。ゾンバ(Zomba)から東に約30キロにあるこの地は、かつては魚が豊富に捕れる場所として知られていたそうです。地元の村人によると、定期的に発生していた干ばつの頻度が高まっており、地元の人々は移住を余儀なくされ、仕事も失っているそうです。専門家は、干ばつの深刻化は気候変動が原因だと指摘しているそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3203258
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