健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

コンゴ民主共和国ではしかの死者数がエボラ上回る

2019-09-10 08:30:03 | 研究
アフリカ中部のコンゴ民主共和国で、麻疹による1月からの死者数が2758人となり、エボラ出血熱による年間死者数を上回ったそうです(AFPBB NEWS)。国際医療支援団体「国境なき医師団(MSF)」が先日(8月17日)、明らかにし、国際社会に「巨額な資金投入」が必要だと呼び掛けたそうです。はしかは感染力の高いウイルスによっておこる感染症。子どもが感染することが多く、重症化すると脳炎や肺炎などの合併症を発症することもあり、予防にはワクチン接種が有効。MSFによると、はしかの流行宣言が出されたコンゴでは、今年1月から8月初旬までのはしか感染者が14万5000人を超えたそうです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3240298?cx_part=search
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HPVウイルスによるがんの92%はワクチン接種で予防可能

2019-09-09 08:30:52 | 研究
米国疾病対策センター(CDC)は、ヒトパピローマウイルス(HPV)によって発症するがんの約92%は、HPVワクチンの接種によって予防可能だと発表したそうです(AFPBB NEWS)。CDCは、HPVワクチンの接種率を向上させることが重要な優先事項だと訴えているとのことです。CDCの最新報告によると、2012年から2016年の間にHPVが原因で発症したと推定されるがんは、年平均約3万4800例。このうち年間3万2100例以上のがんを未然に防げた可能性があるとのことです。HPVによるがんは男女ともに発症し、発症部位は女性器の外陰部や膣、子宮頸部、男性器の陰茎の他、肛門、中咽頭など。CDCでは、11~12歳に達した全ての子どもに対し、ウイルスに感染する機会にさらされる前にHPVのワクチンを接種することを推奨しているそうです。しかし新たな統計によると、13~17歳の予防接種率はほとんど増加していないそうです。CDCの報告はさらに、HPVのワクチン接種は通常26歳以上には推奨されていないが、27~45歳の間で接種を受けたことがなく感染リスクがある場合は、接種の効果を得られる可能性もあるため、医師と相談することを勧めているとのことです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3241034?cx_part=search
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飲料水中のマイクロプラスチック

2019-09-08 08:30:48 | 研究
世界保健機関(WHO)は、飲料水に含まれるマイクロプラスチック(プラスチック微粒子)について、現状では人体に危険はないと発表したそうです(AFPBB NEWS)。ただし、将来的な潜在リスクに関してさらなる研究が必要だとしているそうです。マイクロプラスチックの人体への影響に関するWHOの調査報告は、これが初めてとのこと。

https://www.afpbb.com/articles/-/3240893?cx_part=search
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肉食をやめれば・・・・

2019-09-07 08:30:51 | 研究
地球温暖化を食い止めるために菜食主義者やビーガン(完全菜食主義者)になる必要はない。しかし、人類が肉を食べるのをやめれば、温暖化対策は楽になるだろうとする「特別報告書」が国連(UN)の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)により公表されたそうです。気候変動と人間の食生活との関連性についてまとめたこれまでで最も包括的な報告書の要点は、非常に明白だそうで、気候変動は世界の食料供給を脅かしており、食料の生産方法でさえ地球温暖化に拍車をかけているということだそうです。熱帯地方では、気温上昇により収穫量が減少し、主要穀物の農地が奪われ、食用植物の必要養分も失われ始めているそうです。一方、世界のフードシステム(食料の生産から流通・消費までの流れ)は、世界で排出される温室効果ガスの少なくとも4分の1を占めているとのこと。世界人口は今世紀半ばまでに20億人増加すると考えられているそうですが、安易に食料生産量を増やせば、地球の平均気温は危険レベルをはるかに超えることに。今日、食料関連の温室効果ガス排出量の半分以上が畜産業によるものだそうで、うち半分は、羊や牛の飼育に関わるもので、牛の割合が特に高いそうです。畜産業は、気候にとって二重の脅威となっている。特にブラジルの亜熱帯地域では、二酸化炭素を吸収する森林が放牧地や牛の餌となる大豆作物を育てる畑に変わっている他、家畜が排出する大量のメタンガスは温室効果ガスの発生源にもなっているそうです。米首都ワシントンに本部を置く政策シンクタンク「世界資源研究所(WRI)」によると、同量の牛肉の動物性たんぱく質と標準的な植物性たんぱく質を比較した場合、平均して肉牛の飼育には植物栽培の20倍の広さの土地が必要となり、温室効果ガス排出量も20倍となるそうです。こうした理由から、植物性食品を中心とする「バランスの良い食生活」に移行することにより、気候変動の原因を大幅に減らすことができるとIPCCは結論付けているそうです。この結論は、菜食主義を全面的に支持しているようにみえるかもしれないが、IPCCは世界中の人々に対し肉食を一切やめるよう義務付けたり奨励したりしているわけではないとも。

https://www.afpbb.com/articles/-/3239273
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水素を原油から抽出

2019-09-06 08:30:15 | 研究
温室効果ガスを排出せずに原油から水素を抽出する方法を開発したとの研究結果が発表されたそうです(AFPBB NEWS)。水素はガソリンや軽油と異なり、燃焼時に温室効果ガスを発生しません。自動車の動力源としてすでに利用されている他、水素発電の可能性も。しかし、炭化水素から水素を分離させる費用が高いことが、これまで水素技術の広範な展開の妨げとなっていたそうです。現在、自動車で使用される水素の大半は天然ガスから抽出されているそうで、この抽出過程で温室効果ガスのメタンが生成されるそうです。今回、CO2とメタンを地中に残したまま、オイルサンド(油砂)や油田から直接水素を抽出する方法を考案したということです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3240746
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エベレストで使い捨てプラスチック禁止へ

2019-09-05 08:30:10 | 研究
ネパールのエベレスト(Everest)周辺地域で、登山者やハイカーなどが出すごみを減らすために使い捨てプラスチック製品が禁止されるそうです(AFPBB NEWS)。世界最高峰エベレストや他の雪山を擁するクーンブパサンガラム(Khumbu Pasang Lhamu)に導入される新しい禁止令は、厚さ30ミクロン以下のすべてのプラスチック製品や飲料用プラスチック製ボトルなどが対象で、来年1月から施行されるそうです。ただし、違反した場合の罰則などはまだ決まっていないとのこと。

https://www.afpbb.com/articles/-/3240817
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野生のフロリダパンサーやボブキャットに謎の神経障害

2019-09-04 08:30:29 | 研究
米国フロリダ州に生息するネコ科動物のフロリダパンサーやボブキャット(アカオオヤマネコ)の間に、原因不明の神経障害によるとみられる歩行困難の症状が相次ぎ、野生保護当局が調査に乗り出しているそうです(AFPBB NEWS)。これまでにフロリダパンサー1頭とボブキャット1頭に神経障害が確認されたほか、州内の生息地に設置された自動撮影カメラの映像から、程度に差はあるものの複数の個体に症状が出ていることが分かっているそうです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3240886
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小惑星リュウグウ着陸機の最新画像

2019-09-03 08:30:14 | 宇宙
地球近傍小惑星「リュウグウ(Ryugu)」の組成に関する新たな手掛かりを得たとする研究論文が、Scienceに掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。着陸探査機によって撮影された写真が手掛かりをもたらしたということです。今回の研究で得られた知識は、太陽系の形成について理解するための助けとなると考えられているようです。リュウグウ表面の写真を撮影したのは、ドイツとフランスが開発した小型探査機「マスコット(MASCOT)」。靴箱ほどの大きさだというマスコットは2018年10月3日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2(Hayabusa2)」から分離され、地球と火星の間の軌道上にある直径約900メートルの小惑星リュウグウに着陸。リュウグウの重力は地球の6万6500分の1と小さく、車輪で前進するとマスコットの機体が宇宙空間に浮き上がってしまう恐れがあったため、重さ10キロのマスコットは車輪の代わりに、箱型の機体に取り付けられた金属製のスイングアーム(振り子)を動かすことで生じる微小な推進力を利用し、小惑星の表面を跳ねて移動。マスコットは、リュウグウの表面で温度測定や写真を撮影。写真からは、小惑星の表面が2種類の岩や岩塊で覆われていること、カリフラワーに似たもろい表面を持つ黒っぽくて粗いものと、白っぽくて滑らかなものの2種類が確認されたようです。はやぶさ2は採取した表面物質のサンプルを最終的に地球に持ち帰る予定だそうですが、マスコットの観測はこの物質の原初の地質学的産状、すなわち物質が温度変化や風化にどの程度さらされているかに関する情報を提供するとのことです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3241036
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2000万年前のサルの頭骨

2019-09-02 08:30:20 | 研究
手のひらにすっぽり収まってしまうほど小さな2000万年前の霊長類の頭骨から、ヒトの脳の進化をめぐる謎の一端が明らかになったとする研究結果がScience Advancesに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。現在のアンデス山脈(Andes)付近に2000万年前に生息していた霊長類(学名:Chilecebus carrascoensis)の化石化した頭骨の内部構造をX線とCTスキャンで調査。絶滅したこの霊長類の頭骨は、これしか見つかっていないそうです。霊長類の脳は、時代を下るに従って徐々に大きくなっていったと考えられているそうです。今回の調査からは、脳の増大はもっと回りくどい進化を遂げた可能性が見えてきたそうです。詳細は記事を参照ください。

https://www.afpbb.com/articles/-/3240907
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大西洋サンゴの人工繁殖

2019-09-01 08:30:29 | 研究
米国フロリダ水族館(The Florida Aquarium)の環境保護センターは、人工的な環境下で大西洋に生息するサンゴを繁殖させることに初めて成功したと発表したそうです(AFPBB NEWS)。「米国のグレートバリアリーフ」とも呼ばれるフロリダ沖のサンゴ礁をめぐってはその保護が急務となっているそうで、繁殖成功は励みの一歩となりそうとのことです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3241619?cx_part=top_category&cx_position=1
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