イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

ロングを投げるタイミング

2006-12-25 23:09:14 | イーグルス
 勝てば地区首位になりプレイオフ進出が決まる@DAL戦です。
 ハンデは7点不利
 ESPN 2-7
 USA Today 0-6
 TSN 1-8
 アウエイな事を考えればそれほど大きなハンデでは有りません、今週も予想を覆す試合を期待します。

 前回の試合ではルーキーPat Watkinsのカバーミスを突いて3TDを奪いました、次の試合からスターターを降ろされていたのですが先週スターターに復帰しています。その間スターターを務めたKeith Davisとどちらが出てくるのかはちょっと読みにくいです、普通に考えれば前回狙われたWatkinsは出てこないと思います、また出てきたならばDonte Stallworthを始めとする快速レシーバーがかき回してくれるでしょう。

 注目のマッチアップはShawn AndrewsとMarcus Spearsの右サイドです、前回の対戦では押す事が出来ずランが出ない一因になりました。あの時と比べればDAL側にDE-OLBのGreg Ellisが居ませんし、若手揃いだったC・G陣は成長しています。そういう意味では前回の対戦よりもAndrewsに有利な条件ではないかと考えます。ここをある程度押せるようならばJon RunyanとAl Singletonも含めて右側へのランは出せるでしょう。
 DeMarcus WareのスピードをTraが迎え撃ちます、今シーズンのTraはシーズンが進むにつれてどんどん良くなっている印象です、サックを許す事も有るでしょうが大敗するような事は無いと思います。ライン(+OLB)は互角ではないかと予想しています。

 プロボウルには選ばれませんでしたがTerence Newmanは良いシーズンを送っていると言う情報があります。Reggie Brownにとっては厳しいマッチアップかもしれません。ただ前回の試合を考えればCBからSへのスイッチはしたくない筈です、マンマークが読めたならばBrown得意のディープスラントのようなルートが有効になるでしょう。
 L.J SmithはRoy Willamsにマークされるでしょう、StallworthとAnthony Henry
のマッチアップもそうなのですが、ディープに放り込める場面を作れるかが問題に成ります。ショートエリアでは不利なマッチアップですし、ディープに投げるだけの時間を稼げるか、Jeff Gaeciaの肩はどうなのかが不安になります。
 その分ショートではBrian Westbrookがパスレシーブの主役になるでしょう、誰がマッチアップしてもマークは出来無いです、Wareのブリッツした後の空白地帯に飛び込むようなパスを受け続ければパスラッシュを弱体化させられるかもしれません。

 Donovan McNabbによるロングパス中心のオフェンスはGaeciaには出来ません、それでもこの試合はロングに投げ込む必要があります。ロングを投げずにランでコントロールできればそれに越した事は無いのですけどそう簡単には行かないでしょう、どのタイミングでロングを投げさせるのかMarty Mornhinwegのプレイコールに注目します。

ランもパスも止まらないかも

2006-12-25 08:07:06 | イーグルス
 東部時間の午後5時開始で中部(中西部?)の@DALですから現地では夕方って感じでしょう、マンデーナイトっぽくないような気がします。
 プレイオフ争いのNYG,ATL共に今日の試合負けているのでこの試合に勝てばプレイオフ進出が決まります。負けたとしても8勝7敗になりワイルドカードその1のポジションはキープできます、7勝8敗のチームがたくさん有りますしその中のひとつATLが対戦相手なのでDAL戦に負けるとプレイオフ争い複雑になりそうです。(CAR,GBには勝ってますし有利だとは思いますけど、ATLに負ける事になると計算が面倒です)

 QB Tony Romoの特徴がどこに有るのか良く分からないです。良い時と悪い時の差が有りますし、足が特別速いわけでもなく、カバーを読むのが特別上手いわけでもない、思い切りは良さそうですが肩が特別強いわけでもなさそうです。
 ブリッツを多用してでもプレッシャーを掛けて混乱させる事でターンオーバーを狙うのか、複雑なゾーンカバーで投げる場所が無い状態を作るのか、どちらが有効なのか微妙だと思っています。しかし、ニッケル・ダイム陣に怪我が続発していますし、投げられたらその時点で負けのT.O.が居ます。競り合ったらサイズパワーで負ける事が確定しているのですから投げる前に潰さなければなりません。
 DL4人でプレッシャーを掛けられるかを考えると、なかなか難しいのではないかと思います。前回の対戦で3サックを奪ったDarwin Walkerですが、Andre Gurodeが怪我から復帰しています、前回のような状況に成れば適切にダブルチームでカバーしてくるでしょう。常にJeremiah Trotterを使ってGurobeを引き付ける事が必要になりますが、ランプレイになると立場は逆転してGurobeの方がTrotterをピックする為に追いかけることに成ります。Trotterをスクリメージに張り付かせ過ぎるのもプレイアクションやドローのようなプレイの時に大怪我をする事になるかもしれません。
 前回の試合ではランをある程度出される事は覚悟の上でブリッツを仕掛け続けました。当然DAL側はこの試合ランをだしてブリッツを防ぎに来るでしょう。Omar Gaitherが好調な事がやや救いではありますが、それでもランディフェンスは弱いです。ラインの力関係でもランプレイでは苦戦するでしょうし、Trotterを拾われてしまうとロングゲインを奪われる危険が増します。
 特にTEを2人入れてからのオフタックルのランを出されると厳しくなります、SSが一回り小柄になっていますしTEのブロックを外すのが難しくなっています。今年はTrotterがリードブロッカーにピックされて、Brian Dawkinsが何とか止める場面が目立ちます、Dawkinsがタックルミスをすると独走TDを貰う事になります。もう1つ、WRとCBの体格差を利用したオープンランを出されても苦しくなります。前回の対戦ではT.O.サイドでいくつかランを出されています。

 ラインはほぼ互角、レシーバー対カバーマンはDAL有利、ランディフェンスは言うまでも無くDAL有利・・・ディフェンスがどう止めるのかがちょっと浮かんできません。Romoを混乱させる事が出来たとしてもラン中心に切り替えれば良い訳ですし、Sを上げてランを止めたとしても今後はパスカバーに問題が出ます。プレッシャーに弱い事が分かりきっていたDrew Bledsoeよりもディフェンスは苦労する事になるでしょう。