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3人を上手く使ったのはChildress

2010-06-29 01:49:00 | イーグルス
 Brian Westbrookの再就職先がまだ決まっていませんがEaglesに戻ってくる事は無さそうです。Charlie GarnerからDuce Staleyに変え、StaleyからWestbrookに変えた時も次が見つかったらあっさり入れ替えていますし、Andy ReidはRBを消耗品と見ているのでしょう。
 LeSean McCoyをエースに据え、Mike BellとLeonard Weaverがバックアップする形を取る事になるのでしょう。Eldra BuckleyとCharlie Scottが4番手を争いCFL上がりのMartell Mallettミニキャンプでも名前が出てきませんし苦戦しているようです。
 
 McCoyはバルクアップして2年目のシーズンを準備しているそうです、公称5-11 208ポンドと決して大型では無いですが外に逃げるよりもオフタックル辺りを抜けるのが上手い選手ですしスピードを殺さない程度のパワーアップは耐久性と言う意味でも必要でしょう。ど真ん中を抜けるパワーは無いですし、真ん中をステップワークで抜けてしまうWestbrookのような特別な物は持っていません。しかし、オフタックルでスピードで駆け抜けるのは去年のWestbrookよりも上でしたし、オフタックルからもう1個外に出る判断も悪く有りません。
 300回持って1200ヤードを走るような選手には見えないです、200回で800ヤードを記録してくれればWestbrookからの入れ替えは成功と言えるのではないかと思います。

 Weaverはブロックよりもボールを持った事でプロボウラーとなりました。元々ボールを持たせてくれそうなチームと言う事でSEAから出てきたのですからWestbrookの故障でチャンスを貰えましたし移籍は正解でした。
 McCoyも上手くはなっていますがブリッツを拾う技術ではWeaverが数段上です、ワンバックでボールを持ちブリッツを拾いパスを受ける事が出来る万能性を活かす事になるでしょう。RBに専念するにはスピードが足りないのですが、FBに専念させるパワーも有りません。あのタプタプしてるお腹を引き締めればもう少しスピードアップするかもしれませんが、あれはあれでパワーの源なのでしょうし絞れば良いと言うものでもないような気がします。(絞った上でパワーアップしてくれれば良いのですけれど)

 BellはNOでゴールライン前要員として活躍しました、去年は軽量サードダウンバックだったはずのBuckleyを起用し続けていますしゴールラインで堅実なBellの加入は大きなプラスです。ゴールライン前だけではなく、普通にRBとして内外両方で走れますからバックアップとしても起用出来るでしょう。パスキャッチが下手そうなのはチーム戦術からするとマイナスですけれど、ゴールライン前専用では勿体無いです。

 なぜかゴールライン前でだけ起用されたBuckleyですが、今年はパワーバックを複数加入させましたから本来の役割であるパスキャッチ重視のサードダウンバックとして起用されるでしょう。STでも活躍しました、RBとして大きな期待は出来ないかもしれませんがST枠で53人枠に入る可能性は十分に有ります。
 
 ルーキーScottはチームとしては非常に珍しいパワーバックです、Tony Huntを取った事も有りますし案外Reidはパワーバックを欲しがっているのかもしれません(結局上手く使いこなせないのですけど)ハイライトを見た感じではHuntより速いですしスクリメージでのステップも良さそうです。ステップの上手いパワーバックが最近の流行ですし面白く育つかもしれません。ただ、インサイドを押してくれるOLではないですし上手く使えないでしょう。

 CFLで活躍したMallettですが53人枠に残るのは厳しそうです、FBとして獲得したDwayne WrightもFB/RBタイプでWeaverとキャラが被ります。元3巡指名のWrightですし素材としては悪くないのでしょうけれどWeaverを押しのけてFBの定位置を確保するのは難しいです。
 
 McCoyにWeaver,Bellと上手く併用して欲しいのですが、Staleyは酷使しましたしWestbrook時代は使えば結果を出すBuckhalterを全く使わない試合も有りました。McCoyを潰すような使い方をしないで欲しいのですけれど、RBは消耗品程度に考えていそうなReidですし負荷を掛ける事になるかもしれません。