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Bradleyはキープしたい

2011-07-20 01:00:00 | イーグルス
 労使交渉は大詰めを迎えていますが、ほぼ内容は固まったようです、現状で洩れてくる情報によると今年のキャップは120ミリオン程度で現在Eaglesは15から20ミリオンの余裕が有ると見られています。ここからルーキーやFAの契約をする事になりますし、Micheal Vickとのフランチャイズタグの1年契約16ミリオンの組み換えやDeSean Jacksonとの契約延長もする事になるでしょう。現状15から20ミリオン余裕が有るとしても大金が掛かるであろうDeSeanとの契約を考えるとそれほど大きな金額をFAに注ぎ込むのは難しいと考えるべきだと思います。

 新しい労使ではRFA拡大枠は撤廃され、3年終了のRFAのみがRFA扱いになるようです。4-6年終了のRFAはUFAになる事になります。そして、FA市場がオープンになる前に3日間去年まで所属したチームとのみ交渉する事が出来る、通常のオフだと2月後半に当たる期間を設ける事になりそうです。
 ただ、例年2月後半に再契約する選手はほとんど居ません。FA市場に出た方が天秤にかけて大金を貰える可能性が高いような大物は特に再契約交渉は難しいです。最終年度のシーズンが始まる前に契約延長が出来るのは怪我をするリスクと若干金額が低くても先にサインボーナスを貰えるリターンを考えての事なので、怪我のリスクの無い今の時期に再契約をする必要は無いです。

 RFA拡大枠の選手で絶対に引き止める必要が有る選手は居ません。と言うのもRFA拡大枠の選手は居ないと仮定したドラフトをしたからですが、ミニキャンプを行っていない現状でルーキーがどこまで使えるかは分からないのは不安材料です。
 このような状況の中、RFA拡大枠最大の大物になるStewart Bradkeyが代理人を通じてEaglesに残る事を考えている。とコメントを発表しました。
 肘の脱臼後にMLBの穴を埋めたJamar ChaneyがMLBの後任になる場合、怪我の多いBradleyは必要無いとフロントが考えているかもしれませんし、ドラフトで3人LBを指名した事を考えてもBradleyが居ない事を想定しているのでしょう(FAでAkeem Jordan.Ernie Sime.Omar GaitherにBradleyと4人流出する可能性も考慮していると思います)ChaneyとMoise Fokouがスターターになる場合、3人目のLBを誰にするのかの問題が残ります。ChaneyとFokouの他は2年目のKeenan ClaytonとFAで獲得したRashad Jeanty(実績はPS程度)にルーキー3人ですからBradleyを残すのが安全な方法だと思います。カレッジではSS>SLB>DEとコンバートを重ね、EaglesでもTEのマンカバーが出来るMLBでしたからSLBで使うのに問題は無いでしょう。
 Bradleyの残留希望が本気なのかどうかは分かりませんが、私は怪我さえ無ければ素晴らしい選手だと考えています。現状で3年目Fokouが最年長のLB陣の若さを考えてもBradleyとの再契約は必要だと思います。3年12ミリオン程度で済むと良いのですけれど(今年のキャップが120ミリオンだとすると、去年キャップが有った場合が115ミリオン程度でしたから総額の上昇カーブが抑えられています。余裕の無いチームが結構有ると見ます)