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6敗でシーズン終了、コーチ陣総入れ替えでしょう

2011-11-16 04:38:00 | イーグルス
 バイウイークからPC破損>修理と間が開いてしまいました。その間、DAL戦での勝利で問題点は払拭されたように見えましたが、その後のCHI.ARI戦で全く変わっていないことを露呈しての連敗、3勝6敗となり、事実上2011シーズンのプレイオフ進出が無くなりました。
 今後7戦全勝しても10勝6敗ですし、今のチームが全勝出来るはずがありません。主力に大きなけが人が出ずにこのような成績でプレイオフを諦めるのはAndy Reid就任後初めての事になります。

 ReidはMarty MorhinwegとJuan Castillo両コーディネイターの解雇・入れ替えを否定しましたが、Reid自身が解雇(と言うか契約延長しないで今年が最後になる)でしょうから、コーチ陣総入れ替えの可能性が非常に高くなっています。今年のチームは特にディフェンスでポジションごとのバランスが悪いチームになってしまいましたが、それ以上にコーチの采配に問題が有るのは明らかです。
 コーチ陣の総入れ替えをすれば、チームを作り直す事になりサラリーキャップ的に今年と来年で結果を出さなければならない積極補強を無駄にする事になるでしょう。しかし、Reidとそのお友達のチームは、引き抜かれたアシスタントの補充に知り合いを配置する事でコーチレベルの低下を招いているのも事実です。現在単一チームのコーチとしてはリーグでもっとも長くHCを続けているReidのHCとしての寿命がきたという事なのでしょう。
 GMとしての権限も大きく持っているReidを解雇するとなると、本当に別のチームになってしまう危険性が高いですし、FAでの補強を推し進めたGM Howie Rosemanや球団社長Jon BannerがHC探しを出来るのか?能力と経験に疑問が残りますけれど、Reidにコーチ人事の全権を与えている現状よりは良くなると期待する他有りません。
 今後もReidで続ける事と13年間のReid政権に終止符を打つ事を天秤に掛けると、そろそろ終わりでも仕方がない。そういう気持ちに傾いています。今年の無残な試合がそう思わせるのでしょうけれど、それ以上にアシスタント陣の層の薄さを見た時のReidの人脈枯渇が酷いように思えます。ディフェンスの低迷がコーチの能力不足にあるのは明白ですが、なにも手を打つ事が出来ません。入れ替えたくても代わりがいないのがバイウイーク時のCastillo更迭をしなかった理由なのでしょうから。

 第4Qをリードして向かえる事が出来ているのですから、決して悪いチームではないとは思いますが、それで勝てないのですから何かがおかしいチームなのは間違いありません。リーグトップの数字を残すRBとリードしてパスを投げさせるのが目的のディフェンスを持っていて逆転負けを繰り返しているのですから、悪いのはコーチのプレイコールなのでしょう。そういう風に見れば、コーチ総入れ替えのチームリセットのダメージよりも、入れ替えの痛みを受け入れた方が回復は早いと思います。が、ベテランをFAで集めたことを考えると、1からチームを作るよりも、現有戦力をやりくり出来るコーチを選んで欲しいものです。