イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

まずまずの結果

2014-04-27 19:26:00 | イーグルス
 今まではこの時期ドラフトだったんですよね、ゴールデンウイークを外れる事よりもお祭りなどで忙しい週なのが問題です・・・チャット出来るのかなあ。

 ポジション分析も終わりました、ここで去年のドラフトを振り返ってみましょう。

1巡4位 Lane Johnson 16試合スターター 
 運動能力抜群な元TEでカレッジ時代TE>RT>LTとコンバートされています。NFLレベルのパスラッシャーに対抗出来るフットワークの持ち主としてJason Petersの後継者として指名されました。
 が、アキレス腱断絶からPetersが見事過ぎる復活を遂げ契約延長をした事で少なくともルーキー契約が終わるまではRTでの起用になりそうです・・・
 シーズン序盤はベテランの技術に翻弄される場面が目立ちましたが、すぐに修正する対応力を見せシーズン後半は一人前の仕事をしてくれました。元々が素材型指名ですし、2年目の今年はPetersと共にリーグ最高のOTコンビと言われるような活躍を期待します。

2巡35位 Zach Ertz 16試合出場 36レシーブ469ヤード4TD
 2TEセットを多用するChip Kelly戦術の2番手TEとしてミドルでのターゲットとして起用されました。サイズ・スピード・パワー・キャッチ力。全てが特筆するほど凄くは無いのですが全てが平均以上。LB,CB,SSの誰が相手でもどこかでミスマッチになるミスマッチメーカーとドラフト時に評価された期待に答えました。
 ただ、イージーなキャッチミスも多いですし、ルート取りのミスも目にします。技術よりもメンタルの問題でしょうし、NFLに慣れる2年目は数字を伸ばしてくれる事になるはずです。

3巡67位 Bennie Logan 16試合出場 27タックル2サック
 ドラフト時290ポンドだった体重を309ポンドまで増やして4-3DTから3-4NTに適応してきました。しかし、まだNTのアンカーとしての仕事には不満が残ります。
 DC Billy DavisはARI時代も置石ではなく300ポンド程度のDTをNTに据えましたから、ランパス両面で使える選手を好むのかもしれません。ただ、NO戦でのスニーク連発、これは何とかしないといけません。330とかまで増やす事ができるのか?ちょっと難しいでしょう。2ギャップより1ギャップで使ってあげたいですけれど、3-4のDLではそう言う使い方にはなりません・・・

4巡98位 Matt Barkley 3試合出場 49回中30回成功300ヤード 0TD4INT
 Chipが4年間戦い続けたPac12のライバルUSCから獲得しました。対戦相手として何が出来るのかを知り尽くした指名のはずです。
 ルーキーQBが戸惑う点としてあげられるLBのパスカバー能力の高さ。BarkleyもLBへのINTを献上していますし、NFLの選手としては甘さを感じます。
 USCの先輩Mark SanchezがMichael Vickと入れ替わりで加入しました。NFLでの経験実績で遥かに上回るSanchezとの2番手争いはキャリアを左右する事になるでしょう。

5巡136位 Earl Wolff 11試合出場 45タックル1INT
 Patrick Chungからスターターを奪う活躍を見せましたが、膝の怪我でシーズン終盤はやや精彩を欠きました。
 スカウティングコンバインで素晴らしい数字を出した運動能力抜群の選手ですが、まだ判断力に未熟さを感じます。ただ、熟練していけばスターターとして固定する事が出来る能力を感じます。
 Malcolm Jenkinsの加入でFSは固定でしょう。SSとしてNate Allenとポジションを争う事になります。キャンプでの競争しだいではWolff-Jenkinsで長期のコンビを組む事になるかもしれません。

7巡212位 Joe Kruger 肩の怪我でIR 
 チーム側の情報を見ると3-4DEとして育成するようです。270ポンドからどれだけバルクアップ出来るのかが2年目に生き残れるのかにとって課題でしょう。

7巡218位 Jordan Poyer 3試合出場後カット 3タックル
 オールアメリカンCBもスピード不足からCBとしては通用しませんでした。カット後にCLEがSとして契約して9試合出場18タックルを記録しています。

7巡239位 David King ファイナルカットに残れず
 

 スターター3人半、バックアップ1人半、7巡の3人がIRとカット2人。1回のドラフトでスターターが3人出れば成功と考えれば上出来のドラフトになるのでしょう。