Carson WentzのトレードがINDと合意に達しました、実行は新シーズンが始まる3月19日になります。
今年の3巡指名権と来年の2巡指名権、来年の2巡指名権は今(2021)シーズン75%のオフェンスプレイにWentzが参加するor70%のオフェンスプレイに参加してINDがプレイオフに進出する事で1巡指名権に変動します。
サラリーキャップへの影響は34.6ミリオンのキャップヒット予定だったものが、33.8ミリオンのゴーストサラリーと0.8ミリオンのキャップセーブと言う形で処理されます。
キャップだけで言うなら、何も変わらないので今トレードする事に意味がありませんでした。新型コロナによる収入減でキャップ総額が30ミリオン前後予想よりも少なくなる緊急事態です、これで10ミリオンキャップセーブ出来るとかなら解雇トレードもわかりますが、ゴーストサラリーになるサインボーナスを1年分減らして来年トレードでも(来年の会計の健全性を優先したのは理解しますが)良かったはずです。
なぜなら、Wentzをトレードした事で、Jalen Hurtsが1番手になり、代わりの2番手が必要になります。Nick Folesが来たら8ミリオンヒットしていた訳で47ミリオン(ルーキー契約プール入れたら実質53-55ミリオン)キャップオーバーしているチームがFoles受け入れるなんて無理ですから。貰った3巡辺りでQB取るのか、1巡6位でQB取るのか、どういう形でもバックアップは新人かJosh McCouwnやDetmar兄弟のようなプレイは期待しないコーチ兼任のようなベテランになるのでしょう。
2019シーズンプレイオフでのヘルメットでのヒット、膝の怪我、Wentz自身も傷付いていましたが、それ以上にOLの弱体化(シーズン開幕時のデプスチャートでMatt PryorがLTでした)と10ミリオン支払っていたベテランWR(Alshon Jeffery,DeSean Jackson)がほぼプレイ出来ない状況。これで満足にプレイするのが無理!と言う見方も出来たはずです。
が、周囲の状況と同じくらい、Wentzの判断の悪さも目につきました。プレッシャーが掛かった状況でのプレイはほぼ投げ捨てに近い状態。そして、プレッシャーが掛かっていない状況でのINT数が20シーズンリーグ2番目に多かったそうです。実際、余裕をもってDBに投げ込むのを何度も目にしました(ルートミスも有ったかもしれませんけどね)もともと、怪我を避けるのが下手と言うか、行くべき時に行かず、どーでもいい時に怪我のリスクの高いプレイをする面がありましたが、リスク管理を含めた精神的な欠点が出てしまったシーズンでした。
コーチを入れ替えて、システムやQBとしての役割を変える事でカバーしていく事は可能だと私は考えていました。少なくとも、キャップがきついのに1ミリオンすらキャップが開かないトレードや解雇をする事の意味は無い、新体制でHurtsと競う形で良いじゃないか。そう考えていたのですけれどね。
同時に、まだ環境を変えれば!と思わせられる(21シーズンもダメで商品価値がゼロになる可能性もありますから)今の段階でトレードしたから3+2巡で引き取ってもらえた。と考える事も出来るのでしょうけれど、2016-19までのWentzを考えればこの程度で出す選手ではないです。
CHIは正式にオファーを出していなかった、と言う情報も(真偽不明ですが)出てきました。Howie Rosemanのブラフで勝ち取ったトレード。なんて話になるのかもしれませんが、今トレードに出すような状況を作ったのはRosemanですから、美談でも手柄でもなんでもないです。
どちらかと言うと、ここから3月18日までの一か月で47ミリオンキャップを作る作業のファーストステップでしかありません。ベテランの契約をサインボーナスに変換する事を繰り返した結果、高額のベテランを解雇しても戦力低下に見合うキャップセーブが出来ない選手がとても多いです。
普通に解雇していくだけでは多分47ミリオン作れずに、また高額キャップヒット(ゴーストもたくさん)の選手に契約延長してサインボーナス変換をしなければならないでしょう。または、Wentzもそうでしたが期日で支払われるボーナスを相手に押し付ける形のトレード(解雇だとゴーストに計上される形の契約とそうでない契約と両方あります)をこれからも進めていく事になります。
今年のキャップをクリアしたらRosemanも解雇して完全に新体制に移行する。それがEaglesにとってベストに選択かもしれません。
今年の3巡指名権と来年の2巡指名権、来年の2巡指名権は今(2021)シーズン75%のオフェンスプレイにWentzが参加するor70%のオフェンスプレイに参加してINDがプレイオフに進出する事で1巡指名権に変動します。
サラリーキャップへの影響は34.6ミリオンのキャップヒット予定だったものが、33.8ミリオンのゴーストサラリーと0.8ミリオンのキャップセーブと言う形で処理されます。
キャップだけで言うなら、何も変わらないので今トレードする事に意味がありませんでした。新型コロナによる収入減でキャップ総額が30ミリオン前後予想よりも少なくなる緊急事態です、これで10ミリオンキャップセーブ出来るとかなら解雇トレードもわかりますが、ゴーストサラリーになるサインボーナスを1年分減らして来年トレードでも(来年の会計の健全性を優先したのは理解しますが)良かったはずです。
なぜなら、Wentzをトレードした事で、Jalen Hurtsが1番手になり、代わりの2番手が必要になります。Nick Folesが来たら8ミリオンヒットしていた訳で47ミリオン(ルーキー契約プール入れたら実質53-55ミリオン)キャップオーバーしているチームがFoles受け入れるなんて無理ですから。貰った3巡辺りでQB取るのか、1巡6位でQB取るのか、どういう形でもバックアップは新人かJosh McCouwnやDetmar兄弟のようなプレイは期待しないコーチ兼任のようなベテランになるのでしょう。
2019シーズンプレイオフでのヘルメットでのヒット、膝の怪我、Wentz自身も傷付いていましたが、それ以上にOLの弱体化(シーズン開幕時のデプスチャートでMatt PryorがLTでした)と10ミリオン支払っていたベテランWR(Alshon Jeffery,DeSean Jackson)がほぼプレイ出来ない状況。これで満足にプレイするのが無理!と言う見方も出来たはずです。
が、周囲の状況と同じくらい、Wentzの判断の悪さも目につきました。プレッシャーが掛かった状況でのプレイはほぼ投げ捨てに近い状態。そして、プレッシャーが掛かっていない状況でのINT数が20シーズンリーグ2番目に多かったそうです。実際、余裕をもってDBに投げ込むのを何度も目にしました(ルートミスも有ったかもしれませんけどね)もともと、怪我を避けるのが下手と言うか、行くべき時に行かず、どーでもいい時に怪我のリスクの高いプレイをする面がありましたが、リスク管理を含めた精神的な欠点が出てしまったシーズンでした。
コーチを入れ替えて、システムやQBとしての役割を変える事でカバーしていく事は可能だと私は考えていました。少なくとも、キャップがきついのに1ミリオンすらキャップが開かないトレードや解雇をする事の意味は無い、新体制でHurtsと競う形で良いじゃないか。そう考えていたのですけれどね。
同時に、まだ環境を変えれば!と思わせられる(21シーズンもダメで商品価値がゼロになる可能性もありますから)今の段階でトレードしたから3+2巡で引き取ってもらえた。と考える事も出来るのでしょうけれど、2016-19までのWentzを考えればこの程度で出す選手ではないです。
CHIは正式にオファーを出していなかった、と言う情報も(真偽不明ですが)出てきました。Howie Rosemanのブラフで勝ち取ったトレード。なんて話になるのかもしれませんが、今トレードに出すような状況を作ったのはRosemanですから、美談でも手柄でもなんでもないです。
どちらかと言うと、ここから3月18日までの一か月で47ミリオンキャップを作る作業のファーストステップでしかありません。ベテランの契約をサインボーナスに変換する事を繰り返した結果、高額のベテランを解雇しても戦力低下に見合うキャップセーブが出来ない選手がとても多いです。
普通に解雇していくだけでは多分47ミリオン作れずに、また高額キャップヒット(ゴーストもたくさん)の選手に契約延長してサインボーナス変換をしなければならないでしょう。または、Wentzもそうでしたが期日で支払われるボーナスを相手に押し付ける形のトレード(解雇だとゴーストに計上される形の契約とそうでない契約と両方あります)をこれからも進めていく事になります。
今年のキャップをクリアしたらRosemanも解雇して完全に新体制に移行する。それがEaglesにとってベストに選択かもしれません。