イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

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契約最終年度

2013-07-25 20:02:00 | イーグルス
 Jeremy Maclinが契約延長交渉をしているニュースが少し前に有りました。今回TBのMike Williamsが6年40ミリオン15ミリオン補償で契約延長しました。3年のキャリアで約900,700,900ヤードTDも10前後とMaclinと同じような成績を残していますから似たような金額になるのではないか?と見られています。2番手WRでDeSean Jacksonがデコイになってくれる状況ですから、もう少し安くても良いと思いますけれどねえ・・・


 契約延長と言うことで、今年で契約が切れる選手のリストを作ってみます。
UFA
Michael Vick
Felix Jones
Jeremy Maclin
Riley Cooper
Greg Salas
Clay Harbor
Matt Tennant
Clifton Geathers
Jamar Chaney
Brandon Hughes
Nate Allen
Kenny Phillips
Kurt Coleman
Colt Anderson
Donnie Jones 

RFA
Phillip Hunt

ERFA
Eddie Whitley

 スタータークラスはVick,MaclinとS軍団の4人くらいです、Cooper,Chaney,Jonesが有力なバックアップ。シーズンが終わるまでに契約延長が必要なのはMaclinくらいですかね。
 Chip Kellyは今年勝負ではなく、来年以降を見据えてチームを作っていくようですし、有力選手が大量にFAになると言う感じではないのは良い事でしょう。

緊急補強

2013-07-25 08:27:00 | イーグルス
 WR/RSのNick MillerがカットされRB William Powellと契約しました。ARいをカットされたばかりでウエイバーで拾う形になり3年契約の2年目と言う事になります。
 MillerはOAK時代にPRとして良い仕事をした実績もあるのですが、カットされたと言うことはミニキャンプなどでアピールが出来なかったのでしょう。
 PowellはKansas Stateを2011年に卒業しルーキーFAでARIと契約しています。キャンプ直前に契約してすぐに解雇、その後キャンプ終了前に契約してファイナルカットで切られた後にPSに入りました。2012年は13試合に出場しKRとして21回平均24.1ヤード、ランでは60回で217ヤード平均3.6ヤードを記録しました。
 ドラフト時のデータは身長5-8 1/2で211ポンド、40ヤード4.63だけ残っています。4.63でKRとして平均数字を残しているのは加速が良いのか抜けるのが上手いのでしょう。
 もちろん、昨日身体測定をパス出来ずにPUP入りしたMatthew Tuckerの件が緊急補強には影響しているはずです。PowellはBryce Brownが転校ルールで出場できなかった2010年チームメイトです。


 理由は分からないのですけれど、地元紙などでTE Derek Carrierの評価が妙に高いです。地元ブロガーの53人枠予想でたいがい4人目のTEとして残っていたり、地元紙で単独記事になったり、去年OAKのルーキーFAからカットされてPSで1年過ごした選手ですし、TEは大量補強で居場所無いと思うのですけれどミニキャンプなどで余程良かったのかもしれません。
 もともと身長6-3 3/8で238ポンド、40ヤード4.50でショートシャトル4.08、スリーコーン6.65、垂直飛び38インチの運動能力でOAKではWRとして練習した選手です。Chip KellyのTE/FBシステムのHBとしてサイズとスピード併せ持つ選手と言うことかもしれません。
 そういう意味ではRiley CooperやIfeanyi Momahと言った大型WRらとWR/TEの枠を争う訳ですが、そこに枠が有るのか?これも分からないです。TE2枚をスターターで使うのであればBrent Celek,James Casey,Zach Ertzの3人だけでは足らないでしょうし、4人目を入れるでしょう。常にTE2枚を入れずに3WRセットなど柔軟に配置するならTE3人で十分なのかもしれません。

練習開始

2013-07-24 07:18:00 | イーグルス
 ルーキー達によるキャンプの実技が始まりました。昨日の予想通りフィールドに居る時間は短かったようで、オフィシャルサイトでの動画に見たかったZach ErtzとJordan Poyerは写っていませんでした。

 28人が練習をしていると言う情報がありました。ルーキーや2年目と言った若手にJason KelceやJames Caseyと言ったリハビリ組(Kenny Phillipsは呼ばれていません)そして全員参加のQBと言った感じなのでしょう。
 身体測定の中で、キャンプまでの時間にトレーニングをしてきたかを試すフィジカルテストを行い2人のルーキーが合格できませんでした。40ヤードなのか100メートルなのか細かい事は分かりませんが、短距離走でポジション毎に決められた制限時間内に走るテストで不合格だったそうです。
 LSU出身で素行不良のP Brad WingとTCU出身のRB Matthew Tuckerの2人が不合格、PUPリストに登録されフィールドでの練習には参加していません(キャンプ中のPUPはいつでも取り消す事が出来ます)PのWingが短距離走で不合格なのはまあ分からなくもないのですが、RBが短距離走で引っかかるのは怪我でもしているのかやる気がないのかどちらにしても問題です。Wingも練習嫌いで遊んでばかりいたと言う事ですし、2人ともオフシーズンのトレーニングをサボっていたのでしょう。
 Wingは素行不良ですが、カレッジでの成績はNFLと遜色ない距離を稼いでいますし、Tuckerの方も地元ブログでの53人ロスター予想ではPSとしてチームに残ると見られています。こんな所で足止めされるような選手ではないはずなのですけれどねえ・・・
 おかげでRBは誰も参加しない事になってしまい、RBコーチのDuce Staleyはすごく暇だったと言うことです。


 短いものですが練習の動画を見ました。ミニキャンプで見られたChip Kelly流の音楽流してどんどん練習する、と言うものではなく今までと変わらないような形に見えました。25日にベテラン勢合流、26日から全体練習開始で28日の日曜日からフルパッドでの練習をすると公表されています。そういう意味でもルーキーだけの先行日は基礎的な事の確認のような練習になるものと推測します。

キャンプが始まりました

2013-07-23 08:46:00 | イーグルス
 ルーキー中心にリハビリを終えた怪我人らが先行してチームの練習施設に集合しました。トレーニングキャンプが始まります。
 去年までのLehigh大でのキャンプをやめたのは動画編集などの設備が充実している分析室を使うことで練習した後すぐに動画を使ったミーティングをする事など情報化に向けた意図が有るようです。外にフィールド3面、室内に1面の広さがある施設での練習となります。
 
 Nick Folesは到着後さっそくMichael Vick,Matt Barkley,Dennis DixonらとのQB争いについてインタビューを行い、春の練習でファーストチームに長く居たけれどそれで優位に立ったとは思っていない、これからも競争は続く。ミニキャンプでの動画を見てどこが悪かったのかを研究してきた、もっと良くなる部分がある。練習して成長する事がスターター確保につながると信じている。と優等生的発言をしました。
 実際、1年目から2年目のオフが一番伸びると言われていますし、肩が弱い足が遅いと言うフィジカルの問題を頭脳面や正確さでどれだけ補えるのか、NFLレベルでどうすれば生き残れるのかを考えたトレーニングをしている事を期待します。

 他には去年膝の手術をしたJason Kelceや春先に怪我をしたJames Caseyも先行組でチームに合流しています。Caseyは初日から全力で走って良いとチームドクターの許可が出ているようですし、現状怪我人はゼロに近いはずです(もう一人春に手術をしたEvan Mathisは先行で呼ばれていませんし、大きな怪我ではなかったはずです)
 
 
 ベテラン勢が合流するまでは予定よりもフィールドに出る時間を少なくする事になりました。Andy Reidは練習でハードヒットさせるタイプだったのですが、Chip KellyはReidよりも3割程度練習量を減らすと見られています。独特の休みなく次々と練習をこなすスタイルですし長時間やるより短時間でぎっしりと詰まった練習をするのでしょう。


 現地23日から練習が始まります、FolesとVickのスターター争いに注目が集まりますが、Chipにどれだけの手腕があるのか、カレッジから集めたポジションコーチ陣がNFL選手をどう指導するのか、Pat ShurmurとBilly Davisの両コーディネイターがどういうシステムを選択するのか、そういう所を見ていきたいと思います。

Lane4年契約で合意

2013-07-22 07:44:00 | イーグルス
 ドラフト1巡指名のLane Johnsonが4年契約で合意しました。サインボーナス12.6ミリオンで合計19.8ミリオンの契約になっています。年5ミリオン平均はスターターになってもらわないと困る金額なのですが、まあ金額は予想通りでカットされた際にどこまで補償するのかの攻防だったのでしょう。
 キャンプをホールドアウトしたくなかったから合意したと言う事ですし、代理人にぎりぎりまで粘って欲しいけれどホールドアウトはしない。と指示していたのでしょう。

 Laneには今年RTのスターターとしてOLのレベルアップに貢献してもらう事になるでしょう。それ以上に未来のLTとしての成長を期待する指名です。Jason Petersがアキレス腱の怪我から完全復帰出来なければ、LTとしてプレイする事になるのかもしれません。これまでのバックアップKing DunlapがFAで移籍して、Todd Herremansも年齢的に衰えが見えていますからLaneがLTの2番手に入るのでしょう(その際にはDennis KellyとHerremansがRGとRTに入るはずです)
 

 去年のOL左からKing Dunlap,Evan Mathis,Dallas Reynolds,Danny Watkins,Dennis Kellyのメンバーを比べれば今年のPeters,Mathis,Jason Kelse,Herremans,Laneが3人の怪我人が完治しているのかは問題だとしても別物の様にレベルアップする事になります。
 問題はKelly以外のバックアップのレベルが低すぎる事です。DunlapとKellyが何とか穴を埋めた事を考えると、バックアップが一人しか計算できないのは大問題でしょう(去年Cで1年スターターでしたがReynoldsは計算出来る選手ではないです)ベテランで職を失っているOLは誰か居るものですけれど、Chipの戦術を理解する時間を考えると怪我人が出たからFAからベテラン取ってきてすぐ使えるのかは難しいかもしれません。去年のHoward Muddシステムも特殊形ですが、Muddはキャリアが長かったので元教え子がたくさん居ました。Chipの場合はNFL初進出ですし、OregonのOLだとMax Unger,Mark Asper,Kyle Longと懐かしいFenuki Tupouの4人しかドラフトされていません。AsperとTupouはNFLでは厳しいみたいですしUngerとLongはエリートコース、補強対象ではないですね。
 キャンプで若手をうまく育成しないと、去年のようなアクシデントが起きた時にチーム崩壊の可能性が高くなる事になります。去年も、Winston Justiceトレードなど放出した3選手がINDのスターターとしてプレイしていました。システムの向き不向きと言う点で仕方がなかったのでしょうけれど、残していれば3人IR入りのアクシデントを乗り切れたかもしれません。去年のチームだとHowie RosemanよりもOL担当のMuddの好みがバックアップ放出の原因と考えていましたが、今年もバックアップが薄いこと見るとRosemanがOLは若手を育成する方針なのかもしれません。