辻元が成功したなら私だって・・・ by 森ゆうこ

参院選で惨敗した立憲民主党の重鎮たちが、予定通り責任のなすり合いをし始めたようだ。

簡単に言えば「おいおい、お前ら執行部の責任だろ。オレ（私）は執行部じゃないから関係ないけど・・・」みたいな感じ。

特に、辻元とか斉藤蓮舫とか安住とか・・・

おいおい、お前ら民主党政権時代のエラい人ばかりじゃないか。

そんな連中が、率先して責任転嫁を始めるとは、さすが無能集団と言われるだけのことはある。

まず最初に言い始めたのが辻元清美で、自分は衆院選で大阪府民から「ノー(アンタはいらない!)」を突き付けられたくせに、参院選の比例で当選した途端、エラそうに「人事を含めて刷新すべき」とか言い出した。

ついこの間、衆院選の惨敗を受けて、執行部が入れ替わったばかりじゃないの？

これに続いたのが、今回の参院選で10年前の人気絶頂期と比べて、明らかにメッキが剥がれてきたせいか、獲得票を３分の１近くまで落とした斎藤蓮舫だ。

参院選で負けたのは、お前ら「嫌われ者」が応援演説に行ったせいだ、とは考えないのかね。

さらに、常に「上から目線」の安住にいたっては、「負けたのだから誰かがどこかで責任を取らないといけないが、どうするかは代表や幹事長が決めること」と完全な他人事のコメントをしていた。

さらに、こいつは「野党は批判が仕事」とまで言い出す始末で、こういう連中がエラそうな態度を取っているから、こいつらの元にはロクな連中が集まらないし、有権者からはそっぽを向かれるし、最終的には惨敗につながったのだ・・・とは、ゼッタイに思わないのだろうな、とう気がする。

まあ、自分自身の発言がプーメランであることを指摘されても、責任を感じるどころか、何とも思わない連中なんだから、人の言動に対しては言いたい放題だ。

そんな中、最悪コンピである辻元と斉藤の二人が揃って初登院したそうだ。

このことを嬉しそうにツイートした斉藤に対して、「どちらも爽やかでカッコいい」とか「感動的なツーショット」「最強タッグ」とか、相変わらずアホな連中がコメントを寄せていたようだけど、どういう神経してるんだろう。

どう考えても、「最強」ではなくて「最凶」なんだけどね。

アホ二人は「これからも、しっかりと行政を監視していきます」とか言ったらしいけど、どうしようもないバカだ。

お前らの仕事って、政府を監視することじゃなくて、政策を進めることじゃないの？

メディアがこぞって「オレたちは政府の監視機関だ」と言っているのも胸糞が悪いけど、国会議員のくせに、何の提案もしないどころか、政府のやっていることにただイチャモンをつけているだけのこいつらは、さらにタチが悪い。

聞くところによると、辻元が衆院選で落とされたものの、参院選で復活したのを見て、「じゃあ、私も」とばかりに、あの森ゆうこが、３年後の参院選に比例代表で立候補するらしい。

こいつらの、他の議員を蹴落としてでも議員になろうとする執念だけは、ホントたいしたものだと思う。