はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

オレって、天才? by 泉健太

2022-04-04 | 日記
バカの集まりである立憲民主党の代表である泉健太が、奈良市での街頭演説で、憲法改正について、次のように言ったそうだ。

『「憲法改正に賛成ですか。反対ですか」という質問が来たら「その質問、アホじゃないですか」と言ってあげてください。』

バカが「アホじゃない?」と言うのだから、何かいいことを思いついたのに違いない、と思ってみてみると、さらに次のように続けている。

『「法律の改正に賛成ですか、反対ですか」と聞かれたら、みなさんどう答えます。「そんなもん、中身を教えてもらわなければ、賛成も反対もないじゃないの」と言うに決まっていますよね。なのになんで憲法は中身も聞いていない、中身も決まってないのに、賛成か反対か聞かれて、賛成だとか反対だとか言うんですか。こんなおかしな議論にだまされちゃいけない』

https://news.yahoo.co.jp/articles/fcaab646bf6e12e5ff06f018e401d4916e642b0a

う~ん、何だろうね、このバカがにじみ出ている発言は。

こいつの言う「中身」って、いったい何を指しているのだろうか。

「憲法第〇〇条の第△△項は、こういう理由で改正すべき」というのを、具体的にすべて挙げてから「改正しろ」と言え!ということなのか?

そもそも、アメリカから押し付けられた憲法であるかどうかは別にしても、公布後ただの一度も改正していないこと自体が異常じゃないか。

だからこそ「一度見直しをしましょう」というのが、「憲法改正賛成」という意味じゃないの?

それなのに、立憲民主党の面々をはじめとした野党の連中は、その論議さえもさせない、という常軌を逸した態度を取っている。

「どこをどう改正するのか」以前に、まずは「憲法改正について議論しましょう」と言っているのに、それを拒否する理由はただ一つ。

すでに具体的に指摘されている「憲法第9条」について議論されるのを、何としても阻止したいからだろう。

もちろん、改正すべきなのは第9条だけでなく、他にもあるはずで、実際に自民党は「4つの変えたいこと」というタイトルで、「憲法のこの部分をこう変えたい」というように具体的な提案をしている。

https://www.jimin.jp/kenpou/proposal/

おそらく立憲民主党の面々は、この提案を読んだことがないのだろうし、読んだところで、文字がたくさんあるので理解できないのだろうと思う。

つまり、具体的に提案しているのに、こいつらは「何も中身を聞いていない」などと平気で言い、「いや、例えばこの部分です」と言ったところで、一つの提案に対して反応を示すと、必ず第9条に行き着くことになるのがイヤなので、「議論さえさせない」という態度を取っているのだと思う。

今回、泉健太がこのような演説をしたのは、誰かから「ところで、憲法改正って、どこをどう改正したいって言ってんの?」と聞かれて、「それはもう第9条に決まってんじゃん」と誰かが答えたところ、「でも、自民党は第9条を変えよう、なんて言い方をしてないよ」と言われたので、「おっ、そう言えば、何をどう改正したいって言ってないよな」ということを思い出し、「よし、じゃあ、何をどう改正したいのか具体的に言ってないのに、賛成とか反対とか言えるわけがないじゃん、って言えばいいんだ」ということが閃いた・・・のではないかなあ、という気がする。

もし、こう考えたのが枝野か陳か斉藤蓮舫あたりだったら、もっと早くに言っていたはずだからだ。

こいつが演説しているところを見てみたかったのだが、たぶんドヤ顔で、まるで「オレって天才じゃん」的な顔をしていたに違いない。

もし自民党から具体的に提案されたら、どうするつもり?

まあ、憲法自体を読んだことがなさそうだから、何だかんだで話を逸らして、有耶無耶にしてしまいそうだ。

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