久しぶりにこの男の名前を見た。
元マクドナルド社長の原田泳幸だ。
妻である元シンガーソングライターの谷村有美に対する暴行容疑で逮捕されたそうだ。
妻からの通報によるもの、というのだから、相当な暴力だったのだろう。
原田泳幸と言えば、マクドナルドの評判を一気に落とした経営者として有名だ。
アップルから鳴り物入り(?)でマクドナルド入りした原田だが、いろいろとムチャクチャなことをやって、マクドナルドの評判を落としていたことを思い出す。
よく覚えているのが、カウンターからメニュー表をなくして、回転率を早めようとした、という意味不明の改善だ。
並んでいる列の途中にメニューの書いた看板を置いておき、並んでいる間に注文したいものを決めろという、いったいどうすればそういう発想が出てくるの?と思える所業だった。
これって、つまり「カウンターに来る時には、注文するものをちゃんと覚えておけ」というトンデモない考え方だろう。
さらに、回転率を早めるために、店内の椅子を座りにくいものに変える、というお客無視のこともやっていたらしい。
結局のところ、お客からの苦情と、それを受けて右往左往する社員からの苦情によって、あっという間になくなったけど、こんなアホみたいな案に対して社内で反論はなかったのか、と思っていたら、この原田という自称・プロ経営者は、人の話なんか一切聞かなかったそうだ。
しかも、リストラはするけど自分の報酬削減は拒否した、という、まるでカルロス・ゴーンみたいな男だったわけだ。
会社の業績をⅤ字回復させた、というが、リストラなんて、効果はあるが、もっとも安易な方策だ。
何せ、人件費を削るだけで、一人当たり数百万円もコスト削減できる、という「夢の改善策」だから、それを数百~数千人単位でやれば、一時的にコストは相当削減される。
日産のV字回復なんて、まさにこれのみによるもの、と言っても過言ではないわけで、「商品が以前よりも売れるようになった」というものではない。
ゴーンが評価されている一因は、強すぎる労組による経営者との歪な関係を一気にぶっ壊した等、日本人経営者ではたぶんできなかった悪しき伝統を壊した点にあると思う。
ところが、原田の場合は、リストラをやっただけでなく、どう考えても「素人の思い付き」としか思えない愚案を次々に出して、それを強行することで、お客離れを起こさせてしまった。
こういうバカな経営者なのに、ベネッセは三顧の礼(?)でもって迎え入れ、立て直しに失敗して、同じように評判を落としていった。
企業の経営者は、どうしてこんなインチキ臭い男を持ち上げるのだろう、と考えてみたが、結局無能な経営者って、表に出ている数字しか見ていないのだと思う。
だから、リストラによって見かけ上業績が回復しただけなのに、「すごい!辣腕だ」などと思ってしまうのかも知れない。
レストランなどで、入り口でメニューを見ておいて、席についたら何も見ずに「〇〇と〇〇。それからドリンクバー」などと言え、みたいなシステムになっていたら、誰だって行かなくなるだろう。
店の外に列ができているほど込んでいるお店などで、外に並んでいる人たちにメニューを手渡しして、あらかじめ注文を取っておく、という店は見たことがある。
カウンターからメニューをなくすことで注文時間を早めたい、というのなら、並んでいる人一人ひとりにメニューを渡して、事前に決めておいてもらう、という方法をどうして思いつかなかったのだろう。
もちろん、そういう提案をした人はいると思う。
それらを無視して、まったく見当違いの方向に走らせたのが原田泳幸という無能経営者だった、ということだと思うが、経営者としてではなく、人間としても失格だった、というオチだったようだ。
元マクドナルド社長の原田泳幸だ。
妻である元シンガーソングライターの谷村有美に対する暴行容疑で逮捕されたそうだ。
妻からの通報によるもの、というのだから、相当な暴力だったのだろう。
原田泳幸と言えば、マクドナルドの評判を一気に落とした経営者として有名だ。
アップルから鳴り物入り(?)でマクドナルド入りした原田だが、いろいろとムチャクチャなことをやって、マクドナルドの評判を落としていたことを思い出す。
よく覚えているのが、カウンターからメニュー表をなくして、回転率を早めようとした、という意味不明の改善だ。
並んでいる列の途中にメニューの書いた看板を置いておき、並んでいる間に注文したいものを決めろという、いったいどうすればそういう発想が出てくるの?と思える所業だった。
これって、つまり「カウンターに来る時には、注文するものをちゃんと覚えておけ」というトンデモない考え方だろう。
さらに、回転率を早めるために、店内の椅子を座りにくいものに変える、というお客無視のこともやっていたらしい。
結局のところ、お客からの苦情と、それを受けて右往左往する社員からの苦情によって、あっという間になくなったけど、こんなアホみたいな案に対して社内で反論はなかったのか、と思っていたら、この原田という自称・プロ経営者は、人の話なんか一切聞かなかったそうだ。
しかも、リストラはするけど自分の報酬削減は拒否した、という、まるでカルロス・ゴーンみたいな男だったわけだ。
会社の業績をⅤ字回復させた、というが、リストラなんて、効果はあるが、もっとも安易な方策だ。
何せ、人件費を削るだけで、一人当たり数百万円もコスト削減できる、という「夢の改善策」だから、それを数百~数千人単位でやれば、一時的にコストは相当削減される。
日産のV字回復なんて、まさにこれのみによるもの、と言っても過言ではないわけで、「商品が以前よりも売れるようになった」というものではない。
ゴーンが評価されている一因は、強すぎる労組による経営者との歪な関係を一気にぶっ壊した等、日本人経営者ではたぶんできなかった悪しき伝統を壊した点にあると思う。
ところが、原田の場合は、リストラをやっただけでなく、どう考えても「素人の思い付き」としか思えない愚案を次々に出して、それを強行することで、お客離れを起こさせてしまった。
こういうバカな経営者なのに、ベネッセは三顧の礼(?)でもって迎え入れ、立て直しに失敗して、同じように評判を落としていった。
企業の経営者は、どうしてこんなインチキ臭い男を持ち上げるのだろう、と考えてみたが、結局無能な経営者って、表に出ている数字しか見ていないのだと思う。
だから、リストラによって見かけ上業績が回復しただけなのに、「すごい!辣腕だ」などと思ってしまうのかも知れない。
レストランなどで、入り口でメニューを見ておいて、席についたら何も見ずに「〇〇と〇〇。それからドリンクバー」などと言え、みたいなシステムになっていたら、誰だって行かなくなるだろう。
店の外に列ができているほど込んでいるお店などで、外に並んでいる人たちにメニューを手渡しして、あらかじめ注文を取っておく、という店は見たことがある。
カウンターからメニューをなくすことで注文時間を早めたい、というのなら、並んでいる人一人ひとりにメニューを渡して、事前に決めておいてもらう、という方法をどうして思いつかなかったのだろう。
もちろん、そういう提案をした人はいると思う。
それらを無視して、まったく見当違いの方向に走らせたのが原田泳幸という無能経営者だった、ということだと思うが、経営者としてではなく、人間としても失格だった、というオチだったようだ。
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