そして第２ステージへ

広島が予定通り（？）阪神を２タテして、ＣＳ第２ステージへ駒を進めた。

終盤になって打ち合いになったけど、先発バリントンは役目をきっちりと果たし、最後は逃げ切った。

広島の勝因は・・・

ペナントレース後半の勢いをそのまま維持できたことだろうけど、期待された選手が軒並み打っているのは大きいと思う。

一方の阪神は、昨日の藤波先発がすべてだろう。

いくらマエケンを打てないとは言え、実際に１点は取っているわけだから、能見またはメッセンジャーが広島をゼロに抑えていれば、勝てたかも知れない。

終わった後の「もしも」は意味がないとは言え、昨晩のＮＨＫのスポーツニュースで、達川と大野が揃って言っていたように、エースを先発させなかったことでチームの士気に影響がなかったとは言えないと思う。


それにしても・・・

解説の達川は、多くの人にいいかげんなイメージを持たれているけれど、意外と（？）まともな解説をする人である。

昨晩も、４打席ノーヒットだったのに、９回に本塁打を打った丸に対して、「寝ていた者を起こしてしまった」と言っていたが、その丸は今日の試合で２安打している。

また、昨日の最終打席で三振した阪神・西岡に対しても、「最後の三振の時に、ものすごく悔しそうな顔をしていたので、明日は期待できますよ」と言っていたが、その西岡が初回に先頭打者本塁打を放っている。

結構当たっているわけだ。

だからというわけではないけれど、新生中日のＧＭである落合にコーチ就任を要請されている。

あの落合さんのことだから、「達川がいると、チームが明るくなるから」程度のことでコーチを要請するとは思えないし、やはり教え方や理論等が認められているのだろうと思う。


さて、いよいよ第２ステージ。

相手は、あの巨人である。

絶対的なエースがいないとは言え、内海・菅野などが安定しているし、杉内・ホールトンも侮れない。

何よりも阿部を中心としたチームの完成度が違う。

このチームに４つ勝てるとはとても思えないけど、何とか頑張ってほしい。