はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

たまには、別の趣味も・・・

2007-01-08 | 日記
今日は、バレエ観賞をしてきた。

ボールと戯れる方ではなく、踊る方である。

演目は、チャイコフスキーの「眠りの森の美女」。

演者は、名門レニングラード・バレエ団。

もちろん、一人ではない。
女性と一緒だ。

別に「手段」としてバレエを選んだわけではなく、あくまでも「目的」である。
残念ながら、人妻なんだけど・・・

実は、「眠りの森の美女」は初めてだ。

「白鳥の湖」と「くるみ割り人形」は何度か見ている。

こういう話をすると、顔に似合わないと言われるのだが、正直言うと、好きなのはバレエではなく、チャイコフスキーの方である。
彼の三大バレエ曲は大好きなので、いずれもCD(全曲版)を持っているし、年末には必ず「くるみ割り人形」を聞いている。
クリスマスではなく、年末というところが、ちょっと情けないが・・・

さて、この「眠りの森の美女」は、三大バレエの中でも一番長い。
曲だけでも2時間半程度あり、バレエにすると約3時間かかる。

それに、あらすじをあまり知らないので、今までなかなか踏ん切りがつかなかったのだが、 今回は事前に予習もしたし、何とかストーリーがわかったので見ることにした。

感想としては、他の2曲に比べると、やや盛り上がりに欠ける感じがした。

主役のオーロラ姫も、「白鳥の湖」のオデットや「くるみ割り人形」のクララに比べると、あまりインパクトがない。
だから、始まってしばらくは、誰がオーロラ姫なのかわからなかった。

やっている途中でも、他の演者との区別が今いちわからなくて、常連さん(?)の拍手でやっと気が付いたくらいだ。

ストーリーの中でも、なぜか「赤ずきんちゃん」や「長靴をはいた猫」「シンデレラ」などが出ていたが、こちらの方が逆に目立っていたような気もする。

ただ、これまでは曲しか知らなかったのだが、これでやっと曲が表現しようとしているものが理解できた。

それと、やはり本場のバレエはきれいだ。
何を演じているのかはわからなくても、見ていて「きれいだ」ということくらいはわかる。

さらに、会場によってはテープで音楽を流しているところもあるようだが、今回はもちろんレニングラード国立歌劇場管弦楽団。
生演奏も魅力の一つだ。

今年は、映画だけではなく、バレエやコンサート・寄席にも力を入れたいと思う今日この頃でした。

開演前にもらったパンフレットを見ると、見たい演目がいくつかあったもので。

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