はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

秘密を知りたいの? 知らせちゃいけないの? どっち?

2013-12-06 | 日記
「特定秘密保護法案」について、野党に限らず、いわゆる文化人とか芸能人までしゃしゃり出てきて、意味不明のことを喚き散らしている。

何だよ「この法案が通れば戦争になる」って。

この法案で「特定秘密」としているのは、防衛・外交・国際テロ・スパイ活動等に関する事項であって、どこの国でも最低限「こんなのオープンにしちゃいけないだろう」という項目ばかり。

今まで、この手の法案がなかったこと自体が問題なのに、反対している連中は、いったい何が気に入らないのだろう。

「法案が通れば戦争になる」というのは、「風が吹けば桶屋が儲かる」式に、「法案成立」と「戦争勃発」の間に膨大な何かが入ってくるのだろう。

実際「風が吹けば桶屋が儲かる」という言葉の意味を知っている人はほとんどいないだろうし、いわば「こじつけ」なんだから、まさに反対している連中の頭の中は、この言葉に近いものだろうと思う。


しかも、反対している野党の連中には、尖閣諸島でシナの漁船が海保の巡視船に体当たりした事件のビデオが流出した時に、文句を言っていた連中がいる。

福島瑞穂なんて「(こういうのが)簡単に流出してしまうことは、日本の危機管理としてきわめて問題」だとか言っていたくせに、いざ「こういうのを簡単に流出させない」法案を出したら反対するって、頭の中に何か涌いているとしか思えない。

http://blogs.yahoo.co.jp/teripokin/11515375.html


さらに言えば、民主党は修正案として「対象となるのは、外交と国際テロに関する事項に限定し、防衛とスパイ活動の防止に関する事項を削除すべき」と言っている。

なぜ「防衛」と「スパイ活動」に関する事項を削除すべきと考えている、いや、削除してほしいと考えているのか、よくわからない。

逆に言うと、「防衛」事項についての情報を知って、いったいどうしようと言うのだろう。

「スパイ活動」に関する情報を知って、何をしたいのだろう。

考えられることは、ただ一つ。

シナ・チョーセンに対して情報を流すこと。

これしか考えられない。


もちろん、この法案が完璧なものかどうかはわからないし、この法案ができれば十分だとも思わない。

もっと私たちが、「国益」というものを考えていかないと、キチ○イみたいに騒ぐ連中の勢いに流されてしまって、「何?この法案が通ると戦争になってしまう?じゃ、オレも反対」などと短絡的な思考に陥りかねない。

とは言え、素人である私たちが、どこまで理解できるのか。

その判断材料となるのが、いったい誰が賛成し、誰が反対しているのかをよ~く見ること。

マスコミ(特に朝日新聞)や民主党・社民党などが反対していれば、この法案は「正しい」

彼らが賛成していれば、この法案は「間違っている」

残念ながら、まだまだこの「法則」は生きている、と思う。

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