はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

これでいいのだ!?

2013-12-02 | 日記
プロゴルフは、男女ともに賞金王が決定した。

女子は、トップの森田理香子が2位の横峯さくらを130万円差で振り切って初の賞金女王に輝いた。

試合前までは、二人の賞金差は280万円。

最終戦で、横峯は最低でも8位以内に入らなければならず、一方の森田も15位以下だった場合は危ないかも知れない、という非常に込み入った状況。

そんな中、結果的に横峯は7位に入ったものの5人が同じスコアで並び、森田が12位となったため、ホントに少しの差で森田が逃げ切った。

2009年に横峯さくらが初の賞金女王に輝いた時と、同じような競り合いとなり、なかなか見応えがあった。

あの時も、中盤まで諸見里しのぶがトップを走っていたのが、終盤になって横峯が猛追。

最終戦において横峯が優勝し、劇的な逆転勝ちとなったのだが、あの試合では、最後の最後まで二人とも優勝争いを演じ、最終ホールでどんでん返しがあって横峯優勝、という結果になったわけだ。

何が言いたいのかと言うと、優勝争いをしている二人が、ともに最終戦では好スコアを出し、最後の最後まで予断を許さない状況を作り出したのに対して、男子ゴルフは、2009年当時、売り出し中だった石川遼が賞金王争いのトップに立ち、2位の池田勇太に対して、余裕の差を有しており、最終戦で池田が賞金王になるには優勝しかない、という状況だった。

それで最終戦はどうなったのかと言えば、初日に二人ともスコアをくずして、石川にいたっては、なんと初日最下位だった(はず?)

結局池田は一度も浮上せず、試合半ばで石川の賞金王が見えてしまったわけだ。

実力者がそれ相応の戦いを演じて賞金王争いを盛り上げた女子に対して、何ともみっともない最終戦だった男子。


しかし、今年は男子も少し状況は違った。

賞金王をほぼ手中に収めていたルーキーの松山英樹が、あと1試合を残し、賞金王を優勝で決めた。

松山の場合、2位のキム・ソンヒョン以下を大きく引き離し、たとえ今回と最終試合で下位に沈んだとしても、2位以下が相当な成績をあげないとダメな状況だった。

にもかかわらず、優勝で決めたのはさすがだ。

と言うか、こうでないとファンは納得しないと思う。


男子ゴルフが低調なのは、核となるべきスター選手がいないから、だと思う。

一時石川遼が頑張っていたけど、ここへきて、どうも失速気味な感じ。

今年賞金ランクで3位に入った片山晋呉なんて、いったいいつ稼いでいたんだ?

調子のいい時は、妙に調子のいい格好でおちゃらけるくせに、調子が悪いと平気で棄権もする選手。

こんなのがいたのでは、女子ゴルフには勝てないと思うぞ。

実力者が、毎試合とまでは言わなくとも、常に優勝を争うようでないと、ゴルフって盛り上がらないと思う。

そういう意味でも、松山が救世主となれるかどうか。

今後に期待だ。

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