はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

ありゃあ、日野さんは悪くないだろう!

2017-09-01 | 日記
世界的なトランペッターである日野皓正氏が、中学生のガキをひっぱたいた、ということでニュースなどでも盛り上がっている。

テレビ・新聞などを見る限りでは、誰が見ても「すでに74歳の日野皓正が耄碌したのか?」と思えるような伝え方だ。

ただただ「暴力はいけない」というだけの報道。

ところが、当日の状況を踏まえた上で、実際の動画を見てみると、感じ方はまったく違ってくる。


まず、当日の状況。

演奏会の途中で、ドラム担当のガキが、勝手にドラムソロを始める。
     ↓
最初はおとなしく聞いていたメンバーも段々困惑した様子になる。
     ↓
今度はドラムのガキが、片手で他のメンバーにも参加しろと煽る。
     ↓
他のメンバーは、渋々ながらそれぞれ音を出して参加し、大音量フリージャズ状態となって一時盛り上がる。
     ↓
しかし、まったく終わりそうにないので収拾がつかなくなる。
     ↓
そこで、呆れたメンバーは演奏を止める。
     ↓
しかし、ガキはドラムソロを叩き続ける。
     ↓
そこで、日野氏が止めに入る。
     ↓
しかし、ガキがやめないので、ドラムのスティックを取り上げる。
     ↓
しかし、ガキは日野氏を睨み付けた上に、今度は手だけで叩き始める。
     ↓
そこで、日野氏はガキの髪の毛をちょっとつかんで、頬を2・3度叩く。


少し違う部分もあるかも知れないが、ざっとこんな感じだ。

動画の方を見ても、上記のような雰囲気が見てとれる。

これを見て「日野はけしからん!」と思う人はいるだろうか。

ほとんどの人が「これはガキが悪い」と思うだろうし、前置きとして「暴力はいけないが・・・」と言ってはいるものの、本心では「こんなガキは口だけで言ってもダメ」と思っているはずだ。

中には「ステージ上ではなく、ステージの奥でやるべきだ」という人もいるが、じゃあどうやってステージ奥まで連れていくの?

ガキがソロ演奏をやめるまで待て、って言うわけ?


今回は、文春も新潮も週刊誌で記事として取り上げているらしいが、結局のところ主張していることは「とにかく暴力はけしからん」ということだけ。

原因が何かについてはほとんど触れず、しかも「ではどうすれば良かったのか」については、まったくといっていいほど触れない。

いや、触れられないのだと思う。

そりゃあ、そうだろう。

あのキ○ガイ半島の連中に対して、バカの一つ覚えみたいに「話し合え」と言っているだけだけど、今回は日野氏も一度は口頭で注意をしている。

それでもバカなことをやめない場合、いったいどうすればいいの?

北の黒電話の暴挙に対しても、同じことが言える。

抗議したり、経済制裁をしたりしても、まったく態度は変わらないどころか、こっちに向けてミイサルを発射してきた。

こんな相手に対して、いったいどう話し合えばいいのか、については誰も触れない。

「スティックを取り上げる」=「核開発をやめさせる」であり、

「それでもやめないので、頬をひっぱたいた」=「ミサイルを撃ってきたので、敵の基地を攻撃した」ということではないの?

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1937974.html

ただ、このガキも後で謝ったらしいし、あの瞬間はトランス状態だったのかも知れないが、せっかく世界的なアーチストの前で演奏できる機会を与えられていたのに、それをわざわざぶち壊してしまうなんて・・・

だから、ガキって、好き勝手にさせたらダメだっちゅうの!

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