２０１３年初笑い

昨日のＴＢＳ「笑いの祭典ドリームマッチ２０１３」

普段コンビ（またはトリオ）を組んでいるお笑い芸人が、ボケとツッコミに分かれて、それぞれ相手を変えてネタをやるという番組だ。

今回で９回目になるらしい。


今回参加したのは、渡辺直美、ロッチ、ジャルジャル、笑い飯、サンドウイッチマン、インパルス、バイきんぐ、ドランクドラゴン、小籔千豊、ＴＫＯ
そして、特別枠（一か八か枠）として、スギちゃんとたむらけんじ


それぞれのチームとネタ、私の感想・評価は以下の通り

木下、伊達
富澤、小峠
渡辺、小籔
後藤、堤下
中岡、哲夫
板倉、コカド
西田、福徳
塚地、木本
西村、鈴木
スギ、たむら


１．塚地（ドランク）・木本（ＴＫＯ）／キャバレーネタ・・・評価Ｂ

完全な塚地ワールド。
ただ、中盤以降のドンデン返しは、ちょっと？
トップバッターにしては上出来、という感じだろうか。


２．西田（笑い飯）・福徳（ジャルジャル）／無人島ネタ（Ｃ）

最初は、結構笑えそうだったけど、中盤あたりからグダグタな感じになった。
最後も笑えず。
意外と審査委員で出ていたローラのコメントが的を射ていた。


３．木下（ＴＫＯ）・伊達（サンド）／ホクシングネタ（Ｄ）

まったくの期待外れ。
完全な失敗だろう。
ネタは木下が考えたのだろうが、伊達の良さも消されているし、何をしたいのかよくわからない。


４．後藤（ジャルジャル）・堤下（インパルス）／クローンネタ（Ａ）

これは面白かった。
きちんとしたストーリーになっているし、ここまで笑えるとは思えなかった。


５．渡辺直美・小籔千豊／宿の相部屋ネタ（Ｂ）

これまた、意外と面白かった。
完全な渡辺直美ワールドだったのだけど、小籔がそれにうまくマッチしていたと思う。


６．小峠（ばいキング）・富澤（サンド）／やくざネタ（Ａ）

今回一番期待していたコンビだが、これは大爆笑。
富澤が考えたのだろうけど、それに小峠がうまく乗っかった感じ。


７．たむらけんじ・スギちゃん／友達いない小学生ネタ？（Ｄ）

初の「一か八か」同士のネタ。
お互いが苦労している固定観念を捨て去ろう、という前提だったのだけど、実際にはそのまま・・・と思っていたら、途中から一変。
と思っていたら、結局予想通りまったく面白くなかった。


８．板倉（インパルス）・コカド（ロッチ）／ファンタジーネタ（Ｂ）

ここも、期待していた二人だけど、なかなか面白かった。
やり取りの面白さより、発想の良さだと思う。


９．西村（バイきんぐ）・鈴木（ドランク）／旅番組ネタ（Ｂ）

どちらもネタを考えたことがない二人、というだけに、まったく期待していなかったけど、意外と笑った。
事前に、二人とも危機感を持っていたそうだけど、ちゃんとしたネタになっていた。


１０．中岡（ロッチ）・哲夫（笑い飯）／ホッケーネタ（Ｃ）

陸上ホッケーのことがよくわかったけど、内容的には今いち。
ただ、陸上ホッケーって、あんなにややこしいものだとは思わなかった。
それだけが収穫。


以上１０組を見た結果、一番面白かったのは、小峠・富澤コンビだけど、これはある意味面白くて当然！？
そういう意味では、後藤・堤下コンビの方が、期待がそれほど高くなった分、評価としては上になるかも知れない。
まさか、昨年と同じ渡辺直美だったりして・・・


と思っていたら、優勝したのは・・・


やはり渡辺直美・小藪コンビだった。


う～ん、確かに面白かったけど・・・

何だか、渡辺直美一人で持っているような感じなので、そういう意味では「新コンビ」というお題で審査するとしたら、どうも違和感が残る。

でも、全体的には面白かったです。