今日は「ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!」を見てきました。
ニューヨークを舞台にカメの忍者4人組の活躍を描き、コミック、ゲーム、アニメ、映画などさまざまなメディアで根強い人気を誇る「ミュータント・タートルズ」を、アメコミタッチの新たなビジュアルで映画化した長編アニメーション。
<ストーリー>
ミケランジェロ、ドナテロ、ラファエロ、レオナルドは、不思議な液体「ミュータンジェン」に触れたことでミュータントとなったカメたちだ。目立つ姿を隠すため地下や路地裏で身をひそめるように過ごしているが、中身は普通の人間のティーンエイジャーと変わらない。学校に行ったり恋をしたり、人間と同じ生活を送ってみたいと願いながら、拳法の達人であるネズミのスプリンターを師匠に、武術の腕を磨いている。ある時、そんな彼らの前に、ハエのスーパーフライを筆頭としたミュータント軍団が現れる。同じミュータントの仲間がいたことを喜ぶタートルズだったが、スーパーフライ軍団は人間社会を乗っ取るという野望を抱いていた。
シリーズものだけど、以前実写版「ミュータント・ニンジャ・タートルズ」を見て、思ったより面白かったので、今回見ることにした。
CGアニメなのに、かなり劇画調タッチで描かれており、ネットなどでは「相当凝っていて、クオリティが高い」などと褒めている人もいたけど、個人的には「何だか雑だな」という感じしかしなかった。
ストーリーには、特にヒネりもなくて、普通に肩の凝らないものなんだけど、ヒロインのエイプリルにあまり魅力がないのが残念な点だ。
ミュータント・タートルズの一人が「一目惚れ」してしまう、という設定なのだけど、見かけだけでなく性格やら行動やら含めて、何がどういいのかわからない上に、終盤で彼女が大活躍するのだけど、その設定にもかなり無理があった。
一介のジャーナリスト志望の大学生が、失神したテレビ局のアナウンサーの代わりにマイクを取って「ミュータント・タートルズたちは敵ではない。味方だ」と報道しただけで、それまでタートルズたちを敵視していた市民たちが、急に「オレたちは味方だ」的な展開になるのは、いくら何でも違和感バリバリだ。
しかも、本作のラスボスキャラであるスーパーフライの手下であるミュータントたちも、なぜか急にボスを裏切って、タートルズたちの手伝いまで始めるとなると、設定に無理があるとしか思えない。
何だよ「オレたちも、ホントはやりたくなかったんだ」って。
だいたい、スーパーフライは、タートルズたちと同じくミュータントで、人間たちに虐げられたことを恨んで、数々の犯行を積み重ねてきたのだけど、一方で手下であるミュータントたちを15年間にわたって育ててきた、いわば「温情のある悲しきラスボス」だ。
だから、最後に皆で寄ってたかってスーパーフライをボコボコにするシーンは、見ていても爽快感があまりない。
ということで、実写版と違って、あまり楽しむことができなかったので、評価は「C」にします。
ニューヨークを舞台にカメの忍者4人組の活躍を描き、コミック、ゲーム、アニメ、映画などさまざまなメディアで根強い人気を誇る「ミュータント・タートルズ」を、アメコミタッチの新たなビジュアルで映画化した長編アニメーション。
<ストーリー>
ミケランジェロ、ドナテロ、ラファエロ、レオナルドは、不思議な液体「ミュータンジェン」に触れたことでミュータントとなったカメたちだ。目立つ姿を隠すため地下や路地裏で身をひそめるように過ごしているが、中身は普通の人間のティーンエイジャーと変わらない。学校に行ったり恋をしたり、人間と同じ生活を送ってみたいと願いながら、拳法の達人であるネズミのスプリンターを師匠に、武術の腕を磨いている。ある時、そんな彼らの前に、ハエのスーパーフライを筆頭としたミュータント軍団が現れる。同じミュータントの仲間がいたことを喜ぶタートルズだったが、スーパーフライ軍団は人間社会を乗っ取るという野望を抱いていた。
シリーズものだけど、以前実写版「ミュータント・ニンジャ・タートルズ」を見て、思ったより面白かったので、今回見ることにした。
CGアニメなのに、かなり劇画調タッチで描かれており、ネットなどでは「相当凝っていて、クオリティが高い」などと褒めている人もいたけど、個人的には「何だか雑だな」という感じしかしなかった。
ストーリーには、特にヒネりもなくて、普通に肩の凝らないものなんだけど、ヒロインのエイプリルにあまり魅力がないのが残念な点だ。
ミュータント・タートルズの一人が「一目惚れ」してしまう、という設定なのだけど、見かけだけでなく性格やら行動やら含めて、何がどういいのかわからない上に、終盤で彼女が大活躍するのだけど、その設定にもかなり無理があった。
一介のジャーナリスト志望の大学生が、失神したテレビ局のアナウンサーの代わりにマイクを取って「ミュータント・タートルズたちは敵ではない。味方だ」と報道しただけで、それまでタートルズたちを敵視していた市民たちが、急に「オレたちは味方だ」的な展開になるのは、いくら何でも違和感バリバリだ。
しかも、本作のラスボスキャラであるスーパーフライの手下であるミュータントたちも、なぜか急にボスを裏切って、タートルズたちの手伝いまで始めるとなると、設定に無理があるとしか思えない。
何だよ「オレたちも、ホントはやりたくなかったんだ」って。
だいたい、スーパーフライは、タートルズたちと同じくミュータントで、人間たちに虐げられたことを恨んで、数々の犯行を積み重ねてきたのだけど、一方で手下であるミュータントたちを15年間にわたって育ててきた、いわば「温情のある悲しきラスボス」だ。
だから、最後に皆で寄ってたかってスーパーフライをボコボコにするシーンは、見ていても爽快感があまりない。
ということで、実写版と違って、あまり楽しむことができなかったので、評価は「C」にします。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます