老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

ミシン

2016-01-20 19:14:13 | 俳句

          

 そろそろ、遠ざかっていた手芸をはじめよう。
年末、テレビの通信販売の番組を見ていると、ミシンを売っていた。
ミシンは今 二台持っている。
一台は7~8年前に買った。少し古いが、どこも壊れてはいない。
ボタンホールが、うまくゆかないくらい。
もう一台は、2年前に買った。 ボタンホールが一種類しかできず、厚い布だと、これも上手くボタンホール縫えない。失敗。
 頭からかぶる服ばかり、作るわけにもゆかない。
それで少し悩んでいた。

ブログに夢中になり、手芸のほうはおろそかになっていた。
それが、通信販売の、ミシンを宣伝しているのを見て、とびついてしまった。

少しは、ためらった。又 衝動買いか? そうなんだけど!
二台もあるのに。。。。プロの仕事師でも無いし。。。。趣味でミシンを使うだけなのに。
贅沢だ。ボタンホールだけの為に三台も。

いつの間にか、電話機の前にゆき、ダイヤルに指がかかっていた。
電話口に出た相手は、
「今日、発送をいたしますと、今年度中にお届けいたします」
「今、二台 持っているのでそんなに急ぎません」
「長くて、三週間こちらで、置いておけます。それでは、来年の、一月二十日のお届けいたします」
「それで、お願いします」

その一月二十日が今日である。



 届いた、届いた ミシンが。
まだ、玄関でお座りなっている。
夫が、二階に持ってゆこうかと言ってくれる。
まだ二階の置き場所 が整理できていないので、待ってと云ってある。

 私が娘の頃、お嫁入道具に、ミシンは欠かせなかった。
洋服は誂え。今のように、既製品が豊富で無かった。
靴も、足型をとってこれも誂えであった。
時代も変わるものである。

着なくなった着物をほどいて、リメイクをする。
これが、割りと高級品に変身をする。
昔の仕立て直しと、少しニュアンスが違うのかな。

明日から、リメイクに精をだそう。

 風呂に行く。寒いから、我が家の風呂では物足りない。

       🍒   寒夕焼あかく染まれる露天風呂

           瀬戸内海に沈む夕焼けがまことに美しかった。


         
コメント
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