老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

お湯が出ない (大寒の水と格闘したりけり)

2016-01-21 15:58:08 | 俳句
 台所仕事をしていて、お湯が出ない。
10分以上、待っても湯が出てこない。
昨日は寒かったから、近くの温泉施設へ行った。家で風呂は焚かなかった。
風呂と洗面所はガス。台所の炊事用もガス。
キッチンは、電磁のコンロ。食器洗いは全自動。
煮炊きは支障がなかったから、湯が出ないことに今朝気が付いた。

急に寒くなったから、水道管が裂けたのかと、心配をした。
水は出るみたいと、とりあえず、ガス屋に電話をする。
すぐに来てくれる。
温度設定の機器の スイッチ が消えていた。
昨日、(電気工事でこの付近は10分くらい停電します)とチラシが入っていた。
その工事で、温度設定の スイッチ が入っていなかった。
それが原因で、湯が出なかった。

ガス屋は呆れただろう。
私も自分に呆れた。
まあ、良かった。水道管が破裂でもして漏水を心配していたが、とりあえず一件落着でさた。

日向に咲いていた。田村草。 

 最近のしりとり俳句から心に残った句。

    

    繰り言を背に受け流す女正月   遥

    裸木やぎんねず色の高きビル   ラスカル

    広辞苑折り目を伸ばし春隣   ぴのこ

    草城忌めがね探すにめがねして   アネモネ

    闇鍋の声を頼りに箸伸ばす   紫苑

    
    割勘の小銭数へる初三十日   ヘェアウェイ

    かくなれば共白髪まで紅草石蚕    涼

   白いノ-ト最初の一字梅匂ふ     霜月

    寒海苔をしずかに焼いてをりにけり   猫髭

    五時間目班に分かれて雪転げ    むめこ


 かなり多くの人が参加されている。
私の好きな句を書かせてもらった。
まあ 選句のようなもので、好き嫌いがあるから、良し悪しではない。
自然描写で、理屈がなく情景のうかぶ素直な句だと思う。    




コメント
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