老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

牡蠣

2016-03-12 11:37:16 | 俳句
 牡蠣のシーズンももうすぐ終わり。
Rの付いた月でなければ、美味しくないとか、食べると中毒を起こすと云われている。
我が町の志度浦の湾には、牡蠣筏が浮いている。
我が家の二階窓からも、筏が、小さく見える。



     🐢   牡蠣割りを見たけりゃ午前中に来な

昨年の暮れ、散歩の途中、牡蠣小屋を覗くと、御主人が
「午前中で牡蠣割りは終わるから、明日また寄りな」と云ってくださった。

       

     🐢   唸るごと大きミキサー牡蠣洗ふ 

牡蠣小屋はまるで、工事現場のようで ある。
牡蠣を洗うミキサーは大きな音を立てて回り続けている。
牡蠣は、牡蠣舟から降ろされると、港から、小屋まで、ベルトコンベーアーで運ばれてくる。
若い衆が、「重労働ですよ」と笑いながら云う。

牡蠣やさんが、営んでいる、牡蠣の食放題の店が、並んでいる。
10月から、3月まで、この辺りの路地裏は、牡蠣を焼く美味しそうな匂いに食欲がわいてくる。忘年会や新年宴会でもにぎわう。
店内に入ると、タレントや、有名人の色紙が壁に貼ってある。瀬戸の海を見ながらの、牡蠣三昧も想い出になることであろう。
私は牡蠣をたっぷり入れたお好み焼きが大好きである。

      🌼  志度線や聞くともなしに牡蠣談義




     
コメント
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