毎日の散歩。同じように散歩をするのであれば、起伏のある、四国村の散歩と、出かけた。桜はもう咲いたかな~と、期待をして行った。未だ早いようであった。三分咲きと云うところだ。
🍒 春の炉に父ちゃん来たよと声のして
🍒 風光る伐つたばかりの木の年輪
🍒 花の山とび交いをりぬ国訛り
🍒 箸莪の花明かりに森の径かな
🍒 たんぽぽの黄色がさみし石仏
🍒 佐保姫に届けカンカン石を打つ
🍒 辛夷散る山家の垣に二三片
🍒 釜屋とは何ぞと少年花大根
今どきの若い人は釜屋と云う古い言葉を知らないか?か、何気なく聞いていた。
四国村には、古い民家が集められている。
かまどを据えてある所、ようするに台所、外厠、外風呂 等々 昔の建物がある。
🍒 ハムスターの墓この辺り蝶々舞ふ
ずっと昔、飼っていた、ハムスターを、この裏山に葬った。
春になれば、桜が咲いて、チューリップの花が咲く辺りに。今日は黄色い蝶が一頭舞っていた。
🍒 子の声の谺あたたか葛橋
🍒 近くまた遠く水音辛夷咲く
🍒 金毘羅へ三里の石碑花しぐれ
まあ、いつもの事で報告俳句が作れました。
推敲、推敲 家に居て一句もできないのより、健康的であろうか。