老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

四国村へ散歩

2016-03-30 14:42:54 | 俳句
     

毎日の散歩。同じように散歩をするのであれば、起伏のある、四国村の散歩と、出かけた。桜はもう咲いたかな~と、期待をして行った。未だ早いようであった。三分咲きと云うところだ。

    🍒  春の炉に父ちゃん来たよと声のして

    🍒  風光る伐つたばかりの木の年輪

    🍒  花の山とび交いをりぬ国訛り



     🍒  箸莪の花明かりに森の径かな


      

   🍒   たんぽぽの黄色がさみし石仏

   🍒   佐保姫に届けカンカン石を打つ
      
     

   🍒  辛夷散る山家の垣に二三片

   🍒  釜屋とは何ぞと少年花大根

今どきの若い人は釜屋と云う古い言葉を知らないか?か、何気なく聞いていた。
四国村には、古い民家が集められている。
かまどを据えてある所、ようするに台所、外厠、外風呂 等々 昔の建物がある。

      

   🍒  ハムスターの墓この辺り蝶々舞ふ

ずっと昔、飼っていた、ハムスターを、この裏山に葬った。
春になれば、桜が咲いて、チューリップの花が咲く辺りに。今日は黄色い蝶が一頭舞っていた。

     

    🍒  子の声の谺あたたか葛橋
    🍒  近くまた遠く水音辛夷咲く

       

    🍒   金毘羅へ三里の石碑花しぐれ

まあ、いつもの事で報告俳句が作れました。
推敲、推敲 家に居て一句もできないのより、健康的であろうか。






 
コメント
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