老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

去年の今頃、、

2016-03-09 22:21:39 | 俳句


我が家の手づくりの電気スタンドのランプシェード。
電気を点すと兎が二羽、元気に遊ぶ感じに灯る。

     
     🌼   山稜へ畦焼いてをる煙かな

     🌼   うまさけの三輪の山辺の冬すみれ 

 昨年の今ごろ。
奈良の山の辺の道を歩いた時の句。
桜井から、二上山をみながら、三輪神社まで、三時間くらいの山の辺の径を歩いた。
遠くに近くに、古墳が沢山散らばっている。
途中、相撲神社があったり、万葉の碑があったり、楽しい散策であった。

その時、去年の三月は、まだブログも書いていなかった。
しりとり俳句もやっていなかった。
結社のインターネット句会だけに、パソコンを利用していた。

旅に、カメラを持って行く習慣もない。
吟行手帳と、電子辞書は、リュックサックの中に入れていた。
記憶があいまいである。
ぼちぼちと思い出しながら、しりとり俳句で役にたてよう。


半日歩いて、ものになった句はわずか二句。

沢山、作ったのだけれど、投句は全没だったのだろう。
上記の二句だけ残っている。
おそまつである。

先は長い。のんびり、スローでゆこう。


     ☆彡   鷹鳩と化す胎の子が腹を蹴る

     ☆彡   ゆうゆうと唯我独尊蜷の道

コメント
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