老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

夫の趣味

2016-03-22 11:03:38 | 俳句
       

夫が六十の手習いで始めた水彩画?墨絵?
夫にとっては二回目の 絵の教室のお仲間との展示会があった。
どれを出品しようか?
これを練習して、もう一枚書き、清書して出そう、、、と色々考慮していた矢先に自転車事故に遭遇をした。
自分としては、それなりに、今の実力での絵の練習をやり、快心の作を展示会に出したかったらしい。
梅にしょうか、桃の花にしようか、山水にしようか、色々練習をしていた。
が、、、、病院通いの身になった。

目は不自由、あっちも、こっちも腕は痛い。
新しい絵の練習は叶わなかった。

しかたがない。枯木も山の賑わいで、例え一枚でも多く作品が並んでいる方が楽しい展示会になるであろう。
夫は、去年の暮れに描いていた、「🐒」を出品することにした。

「困った、出すのが無い」
「今年の干支のお猿さんにしたら。」
「まだ、まだ、習い始めたばかりだから、お猿に見えたらいいじゃない」
それで、お猿さんに決定。

私は展示会に足を運ぶことができなかった。
夫も、自分の作品は、会場に届けるだけで、春の行事は終わった。
秋があるさ。
「たかが趣味されど趣味」
頑張って、励めばいい。

     🌸   巨大船通過予報や若布干す

     🌸   鳥ぐもり入江に泊る日本丸
コメント
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