老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

余寒なほ

2016-03-01 09:54:22 | 俳句
夫を病院の検査に送りだす。
今日は目の検査。
まるでパンダ。
医師に、電車で来るようと指示されたらしい。
付き添って行くつもりで準備をしていたが、夫は私の体を思ったのか、一人で大丈夫だから、来なくていいと云う。
寒が戻って、寒い。
背に使い捨てカイロを貼って、準備万端だったのだけれど、今こうしてパソコンを打っている、極楽とんぼな私。

相手方の保険会社から、電話があり、9対1の割で相手が非を認めている。
痛いめにあったのは夫。
今は一日も早く、回復をして、元の元気を取り戻してほしい。

      

 事故があった日は、サイネリアの花を買ってきて、鉢を綺麗なのに、植え替えていた時。
きっと、まだ莟のサイネリアは開くと、写真のようなピンクに咲くのだろう。

俳誌が届いた。
いつものように、後ろから、開く。
今月は二句掲載されていた。
今日の嬉しさは、いつもの半分。
やはり、家庭内に憂いを抱えていると、心底からは、喜びがわいてこないのだ。
夫が[どうだった]と聞くので、[今月は二句も載っていた]と答える。
[良かったなー] と云ってくれる。
家庭は、持ちつ凭れつ、、こんなものなんだ。

      🍒    もの音のせぬ家ぬちや余寒なほ
コメント
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