老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

春の、、、、

2016-03-28 23:13:04 | 俳句
杏の花が咲いている。今が盛りである。
我が家から、三十歩でこの景色だ。我が家の庭も同然である。
    

白梅、桃、杏、山茱萸 白木蓮 同じ遊休地で、目下咲いている花。
子孫に残そうと、剪定に草取りと、持ち主の方は、楽しいとおっしゃりながら忙しく手入れの作業をこなしている。健康に良い、土仕事をしていると、一日があっと云う間に過るとも。
しかし、古くから住んでいる人は、この素晴らしい景色を何とも思っていないようだ。
生まれから、このかた、毎日見てきた景色は当たり前のことで、
「海が見えて嬉しい」
と、私が云ってもニコニコとするばかりである。

窓から見える海と島、坂道を下る時望む瀬戸内の景色が気に入って私ほここに住もうと決めた。

夏がくると、杏、梅は実に成る。
他で キウイ 葡萄などを栽培しているから、杏、梅 は熟れてもほったらかし。
落ちて甘酸っぱい匂いを附近に放つばかりだ。

        

    🍒   遠眼鏡を舟が横切る青岬

    🍒   北窓を開くたゆたふ海のあり

    🍒   義経の駆け抜けし野に遊びけり

   

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三月二十七日 山桜

2016-03-28 07:39:33 | 俳句
日に日に、山が少しずつ染まってくる。
寒い(十四度)。
暖かくなりかけては、又寒さがぶり返す。異常なお天気。

       

その中の一本。山をかき分けて、近くまで行けない。
せめてカメラで近づく。        

      

    🍒   いたる処青山ありと桜かな

山を背に詩吟をやっているご老人がいた。

    🍒   仕掛罠の札下がりある花の山
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