老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

     ブログのネタ 無さそうで有ったりして

2018-06-09 09:30:07 | 俳句

         

  毎日、よくも毎日ブログを書くもんだ。
そんなにブログのネタがあるわけないのに無理をしているのか?


        ☆     まくらやみモネの水連ただ一花     赤尾兜子


 アイロンが熱するまでと、机上の本をぺらぺらとめくった。
すると、この兜子の句のページだった。
今日はブログはパスと決め込んでいたが、この句を目にした途端、四~五日前の公園で撮った睡蓮を思い出した。
そんな思ってもいなくとも偶然(ちとおおげさ)な事から勿体ないと思っていた睡蓮の写真がパソコンで眠っていたのを活用出来た。

 赤尾兜子氏は名前を知っていたが、彼が前衛派だ、伝統派に志向へ回転しただのどうだのとは全く知らぬ。
存じない中身、失礼をしています。
そして、私には上掲の句が理解できるし、好きな句として胸に刻んでおこうと思った。


       

 こうやって写真でみると、一枚から季語がこぼれだす。

睡蓮、日傘、若楓、青芝、、、夏萩

 アイロンが熱してきた。
縫いかけのブラウスの皺を伸ばさなくては。
先へはかどらぬ。

又、つまらぬブログを書いた。
そしてつまらぬ句を、、いつか推敲をして生かせるかな。

 
      🍒     夫婦の会話聞こえきさう日傘かな

      🍒     若楓ゆさゆさ風は水面より

      🍒     若楓の影と遊べる鯉なりぬ

      🍒     末草亀が揺らしてゆきにけり

      🍒     青芝や待ち人足音せず来たる       
 
コメント
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