老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

     ガレの森美術館

2018-06-11 09:35:20 | 俳句

       


 鳴門へ食事に。
食事を終えて、まだ行ったことのなかった、ガレの森美術へ足を運ぶ。

      

 なんでも鑑定団でお馴染みの ガラスの魔術師 エミール・ガレの魅惑の世界と銘をうっている美術館である。

       
 鑑定団では、本物であれば高い値がつき、ガレの作品を出品した人が一喜一憂をしている。

        

 ガレだか、ドーム兄弟かミューラーの作品か解らないが一番色づかいの好きだったのがこれ。
紫の入れ物。何に使うのか?飾り物だけに、、、そうとも。
花びらが繊細で風に今にもゆれそう。

            

 これも美しい。どれも光の加減で印象が変わる。
良し悪しは別として、好き、好きでよいのだ。     

     


立体的なガラス製品に繰り広げられた、一色で表現されている水墨画に似た世界を垣間見る。

それらは、やはり花瓶、ランプに表現をされているのが一番だと思う。
深い森に迷い込んだり、空想の世界が広がる。
「もの言うガラス」 まさにそのような作品が一刻の心を洗ってくれた。

 涼しい海峡からの風が吹きあがってくる美術館だった。



       🍒     風涼し七色の光ゲ満つガラス館

       🍒     遠望の海峡観潮船らしき

       🍒     すぐりの実舌でころがし山下る

           
コメント
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