老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

     流れた「女子会」

2018-06-19 04:37:53 | 俳句
          
       (野びるの花   自然の花に心が癒される)

 夜中に目が覚めた。
又、リズムが狂っている。
パソコンを開いている間も、さっきまでいたベットで深夜便を聞いている時も頻繁に大阪地方での地震情報がある。
昨日の余震だ。
まだまだ安心はできない。大きな揺れがあるかもとの、ニュースである。

 昨日は、目覚めてすぐ、パソコンを開いていた。
パソコンから「地震情報」の独特の音が流れるとは、思いもよらなかった。
東北大震災が甦るあの大きな音がパソコンから聞こえたのだ。

 グラッとしたきりだったが、階下かの夫から、地震だ!注意しろ、、と声がする。

 心配の友人がいる。
大阪市内だけれど、知っている限り、住んでいる場所は離れているようだ。
電話をかけようと思ったけれど、とっさの事態。子供や近所とのかかわりもあり忙しくしているであろう、心配は心配だけれど、、、と思いとどまった。

 今日は彼女達と「女子会」だった。
何年か毎に大阪の彼女の音頭取りで招集がかかり「女子会」が開かれる。

 一週間前の日程は私の病院の診察日と重なり、今日が良いと皆で決めた日程だった。
昨日の今日ではと、、、

 午后になって彼女から電話がかかって来た。
二十日の女子会には、一日早く家を出、彼女の実家で一泊をし、そこから出席するつもりだったとか。
それで、早朝に家を出て、大阪駅のホームで地震に合ったとのだ。
テレビのニュースで見る現状そのもののただ中に居たわけだ。
家に戻るには、交通機関の混雑で、やっとだったと、午后の電話だった。

 勿論、携帯は通じなかったと、家の電話からであった。
心配が晴れた。家も有料のホームに入っているご主人も無事。近くに住んでいる子供さんの家族も何の被害はなかったとの事でまずひと安心をした。


 大変な状況であったのだ。

 「女子会」は日を改めることに。
女子会があろうが無かろうが、彼女の住んでいる大阪が気にならないわけではない。
良かった。被害が無くて。

 二十数年前は阪神大震災、東北大震災、去年は熊本と、まことに地震列島だ。
物心がついたばかりに幼の日の南海地震の記憶は身体が肌が憶えている。
その南海地震もむこう三十年の間にと取りざたをされている。
やだやだ、自然災害からは逃れれる術がない。
毎日、何事も無い平凡な日が過ごせる幸せに感謝をしなければ。


       🍒    地震ありしこと知らぬかに山法師






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする