コナサン、ミンバンワ!
今月がお誕生月の、天皇陛下のご健康がやや優れない様ですね。
報道によれば、少しく循環器に疲れがお有りとか。普段は民間行事への関与をも含めたご公務が想像以上にお忙しく、10日以上もお休みになれない時もあるとか。
宮内省を中心に、日程に無理のない様調整する動きはある様ですが、もう若くはないお身体。幾らご自身の意思によるとは言え、くれぐれも健康留意にて、やはり過日体調の優れなかった皇后陛下と共に、どうかつつがなきをお祈り申すばかりです。
さてさて、話を名古屋鉄道パノラマカーの車内へと戻す事としましょう。冒頭に天皇陛下のお疲れの話題を持って参りましたが、これは決して我々庶民とも無関係ではないと思います。
パノラマカーを初め、名古屋鉄道やJR東海、近畿日本鉄道の列車に乗り込んでみても、出発後暫くすると、お休みになっている乗客各位は結構多い様です。10月に乗った近畿日本鉄道の大阪難波発名古屋行特急にては、私の乗った車両の実に半数近い方々が居眠っていらした記憶があり、思わず夜行列車かと錯覚してしまったものでした。
確か某雑誌の記事にて拝読した記憶があるのですが、列車乗車中に、これだけ多くの乗客が居眠ってしまうのは世界的にもやはり異常であり、我国社会が疲弊している証拠ではないかと言う事でした。
確かに昨今の経済情勢悪化で、派遣社員などの非正規雇用がカットされて人員が減らされている一方で、残された正社員への1人当りの負担は大きく増える傾向にある。色んな仕事や雑用を担わなければならず、必然的に勤務超過や昼時などの休憩縮小、甚だしければ休日出勤などの事態を生じます。当然疲労の度合いは増大し、列車などでの移動中に睡眠を求めがちになってしまう訳ですね。
もう一つ見逃せないのが、最近医学的にも問題になっている睡眠障害。
夜間、居所の周囲が騒音に見舞われるとかの外部的要因もさる事ながら、騒音がなくても生理的に良く眠れないと言う困った症状が増えている様であります。かく申す私も時折見舞われる事があり、寝苦しくなりがちな夏場などは、辺りが静かにも関わらず一睡も叶わない事もありますね。又この事が、年間約3万人を数える自殺の一因となっているのは遺憾な事でしょう。
前回記事でも少し触れましたが、現代社会はともすれば効率優先にて、特に精神面の余裕がなくなって来ている様に思います。それ故時間的にも、又環境面でも良く眠れる条件が悪化して来ているのではないでしょうか。この事は年齢、性別に関係なく良からぬ影響を及ぼすと私は見ている所です。
男性では、前述の天皇陛下が見舞われた循環器周りの不調や胃腸の不具合、女性なら生理不順とか、妊娠中の方であれば流産など思わぬ重大事態の原因となりかねない事でしょう。更に居眠りが原因の、深刻な交通事故の発生も懸念される所です。
国家社会にとっても、将来の医療費増大を招かない為にも、きちんと睡眠を取れる環境作りは必要であると強く思います。
そう言えば、パノラマカーの先頭席よりの風景も近年は様変わりした様に感じます。
新しい建物設備などの刺激的な因子は増えたものの、人の目を和ませる、穏やかな事共が次第に失われて来ている様に思えるのは、気のせいでしょうか?*(地球)*
今月がお誕生月の、天皇陛下のご健康がやや優れない様ですね。
報道によれば、少しく循環器に疲れがお有りとか。普段は民間行事への関与をも含めたご公務が想像以上にお忙しく、10日以上もお休みになれない時もあるとか。
宮内省を中心に、日程に無理のない様調整する動きはある様ですが、もう若くはないお身体。幾らご自身の意思によるとは言え、くれぐれも健康留意にて、やはり過日体調の優れなかった皇后陛下と共に、どうかつつがなきをお祈り申すばかりです。
さてさて、話を名古屋鉄道パノラマカーの車内へと戻す事としましょう。冒頭に天皇陛下のお疲れの話題を持って参りましたが、これは決して我々庶民とも無関係ではないと思います。
パノラマカーを初め、名古屋鉄道やJR東海、近畿日本鉄道の列車に乗り込んでみても、出発後暫くすると、お休みになっている乗客各位は結構多い様です。10月に乗った近畿日本鉄道の大阪難波発名古屋行特急にては、私の乗った車両の実に半数近い方々が居眠っていらした記憶があり、思わず夜行列車かと錯覚してしまったものでした。
確か某雑誌の記事にて拝読した記憶があるのですが、列車乗車中に、これだけ多くの乗客が居眠ってしまうのは世界的にもやはり異常であり、我国社会が疲弊している証拠ではないかと言う事でした。
確かに昨今の経済情勢悪化で、派遣社員などの非正規雇用がカットされて人員が減らされている一方で、残された正社員への1人当りの負担は大きく増える傾向にある。色んな仕事や雑用を担わなければならず、必然的に勤務超過や昼時などの休憩縮小、甚だしければ休日出勤などの事態を生じます。当然疲労の度合いは増大し、列車などでの移動中に睡眠を求めがちになってしまう訳ですね。
もう一つ見逃せないのが、最近医学的にも問題になっている睡眠障害。
夜間、居所の周囲が騒音に見舞われるとかの外部的要因もさる事ながら、騒音がなくても生理的に良く眠れないと言う困った症状が増えている様であります。かく申す私も時折見舞われる事があり、寝苦しくなりがちな夏場などは、辺りが静かにも関わらず一睡も叶わない事もありますね。又この事が、年間約3万人を数える自殺の一因となっているのは遺憾な事でしょう。
前回記事でも少し触れましたが、現代社会はともすれば効率優先にて、特に精神面の余裕がなくなって来ている様に思います。それ故時間的にも、又環境面でも良く眠れる条件が悪化して来ているのではないでしょうか。この事は年齢、性別に関係なく良からぬ影響を及ぼすと私は見ている所です。
男性では、前述の天皇陛下が見舞われた循環器周りの不調や胃腸の不具合、女性なら生理不順とか、妊娠中の方であれば流産など思わぬ重大事態の原因となりかねない事でしょう。更に居眠りが原因の、深刻な交通事故の発生も懸念される所です。
国家社会にとっても、将来の医療費増大を招かない為にも、きちんと睡眠を取れる環境作りは必要であると強く思います。
そう言えば、パノラマカーの先頭席よりの風景も近年は様変わりした様に感じます。
新しい建物設備などの刺激的な因子は増えたものの、人の目を和ませる、穏やかな事共が次第に失われて来ている様に思えるのは、気のせいでしょうか?*(地球)*
