Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

一票入れて~2010,s

2010-07-10 23:59:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!本州の多くの地方もそうだった様ですが、今日の当地名古屋は久しぶりで、梅雨の晴れ間に恵まれました。
明日は第22回参議院選挙の本投票日。民主党連立政権への移行後初の国政選挙となるだけに、ともすれば「プレている」と言われる菅内閣総理大臣率いる現政権の信任が厳しく問われる事になるものと思われます。

なかんずく、先月に至って唐突に表明された、消費税の近い将来10%(現行は5%)への引き上げ論議は、選挙の勝敗を左右する大きな鍵になるものと予想されます。
報道の、菅大臣を初め各政党最高幹部の言動を巡っての伝達姿勢が必ずしも芳しいものではないのは事実だが、やはり政治家各位の発言姿勢が適切でないのが最大の原因ではないかと私は見ています。

消費税の将来の扱いについては、慎重さを欠く民主、自由民主の両党よりも、引き上げそのものは不可避とする事では近い見解を持つ新党「たちあがれ日本」の方が、余程慎重かつ誠意を以て触れていると思います。
勿論、安易な増税の前に、行政分野の抜本的見直しによる歳出の無駄の排除が厳しく求められるのは当然であり、その意味では野党各党の歩調が概ね揃っているのは一つの強さかな、とも思います。

それにしても、税制の取り扱いと実態より大きく外れた政権公約「マニュフェスト」の見直しを巡る民主党のプレた姿勢は、菅大臣を以てしても如何ともし難い。対する自由民主党も、財政危機や医療危機、保育不安などを招いた従来の不良姿勢が十分に糺されているとは申せず、共に明日の選挙で大きな優位を築けるかは疑問符の残る所でしょう。

野党に目を向ければ、社会民主、共産の左派的勢力のマンネリぶりは相変わらず。生活再建とは聞こえは良いが、財政面の手当てをどうするかは不透明。大企業向けの法人税増税にも限界があり、こんな主張通りなら、大企業は次々に我国を離れ、これが経済不安を引き起こす事ともなりかねません。

在沖縄米合衆国軍基地の移転問題もそうです。
安保面で、終戦直後より多大な負担を強いられて来た沖縄の現状は、何としても緩和しなければならない。
然るに共産党は「沖縄の基地の代替地は、我国本土のどこにもない」などと叫んで基地負担の分散化をかえって妨げようとしており、社民党も同調の構えです。過去何度も指摘されている様に、この両党に、我国の安全保障についての具体的ビジョンがない事は明らかです。
一体、本土の住民が、言わば安保のタダ乗りに慣れてしまって良いのか?例えある程度でも、沖縄の負担を代替しようと言う姿勢を見せようともしない、又、そうしようとする国民や行政の長の言動を妨害せんとする姿勢は大変遺憾であります。

生活、財政、安保などの各面にて、今回の参院選の結果はこれからの我国にとり、非常に重い意味を持つものと思われます。
私は既に期日前投票を済ませましたが、まだこれからの有権者の皆様、どうか本投票には是非お越し下さる様・・。*(日本)*
コメント
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