Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

金返せ!二題

2010-07-06 23:58:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!
梅雨定番の、不安定な空模様の続く当地名古屋。それでも日中は気温が大きく上がり、梅雨明け後の真夏の片鱗が感じられる様になりました。
名古屋の夏の日中は、一度晴れれば半端ではない猛暑なだけに、梅雨が明けるのが喜ばしいのか否か、ちと迷う所。苦笑 そう言えば一昨日の日曜、今夏初めて蝉の鳴き声を聞きました。梅雨空なれど、夏はそこまでと言う風情です。

さて、今月初め、日本郵便 JP社の宅配便「ゆうパック」の大規模な遅配が問題化しました。同社は、今月より運輸大手のN通運の宅配ブランド「ペリカン便」を統合して取り扱い量を増大させ、表向きはそれなりの準備と対応をしたとかで、中元などで荷動きの大きくなる今月からでも対応できると見込んでいました。しかし・・。

JP社とN通運では、荷物扱いの管理システムが異なった為、JP側の社員がN通運のそれに十分に慣れておらず、この事がただでさえ増えていた荷物の滞留を招いた様です。
更にJP上層部は、少なくとも当初この混乱を軽く見たのではないでしょうか。荷物滞留はすぐ収まるとの甘い見通しだった様で、混雑する中元シーズン中であるとの想定はなかった様であります。

統合した一方の管理システムに、社員が直ちに慣れる事ができなかったのは確かにやむを得ないかも知れない。問題は、春の引っ越しや暮れの贈答と並んで入出荷が混雑するこの時期に、なぜ組織やシステムの統合を持って来たのかと言う疑問であります。

周到な企業組織なら、一度不具合が生じれば、預かり荷物の遅配から来る信頼失墜にも直結しかねないだけに、混雑する時期は避けてシステム統合などを行うでしょう。そうした事に頓着した様子もない所に、やはり役所仕事の延長なのかな、との甘い姿勢を感じざるを得ないのですが・・。
こんな事が続く様なら、かつての郵便局の誇った正確さと信頼性は失われ、ライバル企業のY運輸やS急便の後塵を、末永く拝し続ける破目になるでしょう。

もう一つは、間近に迫った大相撲名古屋場所の主催、日本相撲協会の不良姿勢であります。

公共放送N局は、戦後初めて大相撲中継をTV、ラジオとも中止を決定した由ですが、此度の野球賭博問題についての相撲協会の不良姿勢を想えば、当然の決定だと強く思います。
ご存じの様に、N局は視聴者の収める受信料収入を財源とする以上、中止決定は多数の視聴者の意思を反映したものと見て良いでしょう。
それにしても芳しくないのは、相撲協会のその事への対応。
同協会理事長(現在は代行)は、N局に対し放映中止の撤回を求めた由。全く、この組織には反省とか自浄作用と言うものが存在するのか?と唖然とせざるを得なかった次第。
大相撲の放映権料は、一説には一場所につき\数億とも言われ、この資金はとりも直さず我々の納めた受信料収入が充当されます。単に放送中止に留まらず、N局は相撲協会の不祥事で放映できなくなった名古屋場所の放映権料の返納を求めるべき。
先のJP遅配問題共々、本当に「金返せ!」と声を大にして叫んで良いと思いますね。*(激怒)*
コメント
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