Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

スイス共和国の鉄道事故に思う事

2010-07-27 00:05:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!依然として猛暑の続く当地名古屋であります。
ただ、救いが一つ。例年の夏と比べ、夜間の蝉の合唱が現状は小規模に留まり、割合良く眠れる事でしょうか。しかしながら、暑さは少なくとも盆まで続く模様で、いつ「開幕ベルは華やかに」なんて事になりかねません。(実力者 中島みゆきさんと違って)こんな夜会は、できればやめにして欲しい所です。

さて、夏の猛暑にて鉄道線路が歪んでしまい、列車が脱線したり運行不能に陥る事態は我国でも時折見られますが、先日欧州スイス共和国にて、大変な事故が生じてしまいました。
同国の誇る山岳地帯を巡る観光列車「氷河特急」が山間で脱線、後方の車両が転覆して乗車中の日本人旅行者複数が被災、内一名が落命されました。鉄道の安全度にかけては世界一を争う国にての惨事だけに本当に遺憾であり、犠牲の方のご冥福と、被災各位に一言お見舞いを申したく思います。

事故原因はスイス国の警察と同国鉄道運営会社が調査中の由ですが、一説には事故直前まで行われていた線路改修の方法に問題があったのではないかとの指摘もある様で、犠牲被害の各位の事も考え、くれぐれも正確な事故情報の開示を強く求めたい所。欧州の業者なら、その辺りは心得ているはずであり、誠意ある対応を期待できるはずであるとも思います。

スイス共和国と言えば、時計などに代表される、高い品質が厳しく求められる精密機器の王国であり、又住民の公徳心も大変高くて街はゴミ一つない清潔さが守られ、又対外的には永世中立を宣言する一方で、国民皆兵に見られる様に国中が一丸となった国防への強い取り組みも良く知られる所。その様な国の鉄道が、先日の様な大事故を生じるとはちと信じられない想いがあるのも事実です。

ここからは私の想像も入りますが、近年の欧州各国は、中東やアフリカよりの移民も多く入っており、もしかすると、線路整備の施工が移民の作業員によって行われていた可能性もある。当然地元のスイス人同士の場合より、意思疎通や業務上の指揮命令などは難しくならざるを得ず、事によると、そうした人心の行き違いなどの問題が背景にあったのかも知れません。
とまれ、そうした状況をも含めた当事者よりの誠意ある説明と対応を、我々は求めるべきだと思います。

事故発生後、僅か二日で再開したとされる列車運行にしても然り。幾ら大人気路線だからとは言え、運行再開に関する不透明な所は糺されて良い。
事故の被害者の大半が日本人だった事を考えると、どうも我々は欧州人より軽く見られている印象も受けてしまうのですが、これが杞憂であればと思う次第であります。*(注意)*
コメント
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