Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

被爆者風刺と説明責任

2011-01-23 01:51:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!大寒に相応しい厳冬が続きます。
本当は、午前様のこの時間に余り起きている事は決して好ましくはないのだが、本日は日曜日にて、少し見逃して下されば、とも思います。

先日の事ですが、先の大戦終盤、米合衆国の投下した二度に亘る原子爆弾の、その両方の被害に遭った男性の事を、英国の公共放送局BBCが、そのバラエティ番組中で、「世界一不幸な男性」と銘打って面白おかしく紹介し、視聴者の笑いを取っていた事が我国内にて問題化、駐英大使館経由にて被爆者各位より、抗議の書簡が送られました。同放送局は、一応の陳謝と遺憾の意を表しはしましたが、その対応は遅く、到底誠意ある説明とは言い難い様です。

大体、人類に対する犯罪であった原爆投下と被爆各位の取り上げ方は世界的に慎重であって然るべきであり、番組の説明にしても、事前に周到に行われて当然であったでしょう。
その意味で、今回のBBC局の行き様は軽率の誹りを免れず、又その背後には、我国へのそうした暴挙を容易に反省しようとしない、旧戦勝国の体質が見え隠れします。勿論、戦勝国の多くが核兵器を保有している事も事実です。

続きは、拙ブログ「トイレの雑記帳」に記しましたので、下記アドレスよりご一読を下されば幸いであります。*(日本)*
http://nanaseko.blog.ocn.ne.jp/bloghakase32/
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被爆者風刺と説明責任

2011-01-23 01:38:36 | 国際・政治

コナサン、ミンバンワ!大寒に相応しい厳寒の時季が続く。それでも、昨日の当地愛知は少しは寒さが和らいだ風情だが、引き続きインフルエンザなどの流行が拡大しており、又各地の相当数の野鳥が、悪性の鳥インフルエンザに罹患しているとも言われ、どちらも警戒が必要な様だ。嗽、手洗い、過労の回避や栄養確保など、お互いに基本的な病気予防策を心がけ続けたい所であります。

所で先日、英国の世界的公共放送局BBCが、その某バラエティ番組中で、先の大戦終盤の広島・長崎原爆投下時に、その双方にて被爆された男性の事を「世界一不運な男性」として取り上げたは良いが、その取り上げ姿勢が面白半分だった為に、本国にては笑いネタとされ、為に我国の被爆者各位より反感を買い、駐英大使館が同放送局に抗議の書簡を送る事と相成った。同放送局はかなり遅れて陳謝と遺憾の意を表した由だが、まずは我国の被爆者感情に顧慮しなかった事、非難に値する事であるのは事実だろう。

件のBBCバラエティ番組にては、先の大戦に参戦した、我国とは対峙した連合国側の他の欧米諸国の各位の事も、笑いネタとしている由だが、殊原爆被爆者の事ともなると、これは人類自体に対する罪業である。英国も、先の大戦勝利国にして核兵器保有国でもあるので、この様な期待は無理かも知れないが、それにしてもこの様な趣旨で被爆者各位の事を取り上げたい、との事前の説明位あって然るべきではなかったか。かねて「説明が大事」と繰り返し強調して来た欧米マスコミにしては、この様な姿勢では説得力がない印象を強く受ける。事前に誠意ある説明があれば、我国の被爆者各位の受け止め方も、少しは違ったものにし得たのではないかと思うと、いかにも無神経な印象を免れない。

「言論・表現の自由」とは、決して上質ではない我国マスコミが事ある毎に持ち出して騒ぎ立てる事。もう余り取り合う気にもなれない訳だが、その総本家の英国マスコミがこの有様では、とも一方では感じている所。「権利、権利」とうるさい夏の蝉の様にほざくのなら、その前に自らが海外に対しても、説明責任を誠実に果たしているか、一度謙虚に振り返ってみてはどうか。それ共「どうせあの戦争に敗れた敵国日本の事だから、被爆者と言えどこの位は良いだろう」などと思っているのなら、とんでもない許容すべからざる傲慢と言うものだろう。

とまれ、我々日本人は、原爆の犠牲となった同胞がこの様に蔑まれている現実を、黙って見過ごしていてはならないだろう。

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コメント (2)
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