Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

「Go To トラベル策迷走」には特定野党も絡んでいた

2020-07-18 20:48:23 | 国際・政治

昨日の事だが、我々日本人にとり 久しぶりで良い報に接した。若き将棋の俊英 藤井聡太七段が棋聖戦を制し、史上最年少の 17歳 11カ月でタイトル奪取を果たした。まずはこの快挙を祝したい。藤井新棋聖は まだまだ大いなる可能性を秘めているだけに「時に勝ち、時に敗れ」の勝負の宿命をものともせず、あらゆる状況と強く冷静に対峙して頂きたい。又、新棋聖はその力も備えているはずだ。

もう一つ これは朗報ではないが、昨夏京都府下にて生じた、在勤社員の過半が犠牲となった京都アニメーション放火殺人事件の一周忌。現場でも追悼式が催されたが、拙者も一言の弔意を申し 高レベルな我国のアニメ文化が、この様な暴力に怯む事なく 力強い進化を遂げる事を願って止まない。未曽有の暴挙に出た犯人に、必ず起訴→厳重な処断を下すべきであるのは勿論だ。

本題です。先日も触れたが、流行中の中国大陸発、新型コロナ・ウィルス肺炎が一定程度抑えられた所で実施の方針が時宜不適切とされるなど 迷走目立つ観光地振興策「Go To トラベルキャンペーン」の当初より前倒し実施への変更に、特定野党の意向も絡んでいるとの報に接したので もう一度触れる次第。以下、某ネット記事を引用して みて参りたい。

「新経済連盟、Go To トラベル事業延期を緊急申し入れー三木谷代表理事」

新経済連盟(ネット利用のコンテンツ産業等を担う 企業群が参加する新しい経済団体)は 7/18、政府に対して「Go To トラベル」事業を延期するよう緊急に申し入れた。三木谷浩史代表理事・楽天社長は、新型コロナ・ウィルス感染症対策と経済活動の両立は重要だが「コロナ感染症が蔓延リスクが極小化したと判断できるまで延期するべきだ」などとコメントした。

三木谷代表理事は 感染者急増下で、このまま事業を始めれば「医療崩壊してしまう地域が出る可能性が危惧される」と指摘。同時に旅行、観光、宿泊業者などに対して 従来の支援措置を継続した上で、詳細な新施策を迅速に設計するべきだとも訴えた。Go To トラベル事業は(一定条件下で)旅費の一定額を補助するもので、政府は当初 全国を対象に 7/22 から実施する予定だった。しかし 東京都を中心に感染者が急増しているのを受け、東京発着の旅行などを対象外とする方針に転換した。(引用ここまで)

或いは「明日の日本経団連や日商、経済同友会」の立場となる可能性をも秘める新経済連盟の主張は、極く常識的な 他との健全なバランスを弁えたものと拙者などはみるものだ。そも「Go To トラベル事業」は当初、早くても 8月途上からの実施が見込まれていたものだが、他情報などによると 6月末の対省庁野党合同ヒアリングの席上、特定野党側から「7月予約分も対象とし得る様 前倒しすべき」との意向を容れたものだというのだ。

で、いざ実施段階の直前に至って 首都圏メインに感染拡大の兆候が強まってきた。予定通りの実施となれば 与党側の云わば「ゴリ押し」の印象が付き纏うはもっともだが、だからといって野党側も非難や攻勢一辺倒にはなれないはずではないか。今回の問題に留まらず、又も自勢力の矛盾を曝け出した事になり、そのまま押し通せばそれは名物「ブーメラン」となって跳ね返って来る事だろう。

特定野党は立憲民主と国民民主両党の合流を軸に、再編を図った上で政権交代を狙う方向の様だが、前述両党の支持率が合わせても一桁台では、そんな野望はおろか まともな対峙も無理だろう。それこそ中国大陸由来の古語「千年河清を待つ」様なものだ。全員かどうかは分からないが、聡明な国民市民の多くはその事が分っている。「Go To トラベル事業」の迷走は、何も政権与党側だけの不良ではない。特定野党や主な経済団体も共犯だという事だ。今回画像は、今月前半 拙居所から遠くない JR名古屋駅で見かけた、大雨で所定運転を見合わせた夜行特急「サンライズ」の対東京送り込み回送の様子を。

コメント (4)
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