Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

東欧戦禍のドサクサに紛れた「北」の新形弾道弾発射

2022-03-24 23:20:31 | 国際・政治

昨日外国国家元首演説として 初めてのゼレンスキー・ウクライナ大統領の国会オンライン演説は、拙者も拝聴した次第。これまでの各国のそれ同様、それぞれの国民の心情に訴える 良きにつけ悪しきにつけ巧みな技に支えられた、説得力をも兼ね備えた演説には一言の敬意を表したい。

確かに米合衆国向けの内容には、先の大戦・真珠湾攻撃に触れた所もあって 我国の賛否あるは理解すべきかもだが、今最も必要な事は ウクライナ国向けの人道メインの支援と、当該両国の武力衝突を速やかに終わらせる事だろう。その意味で、ゼ大統領演説は相当の意味を持つ事だと思う。今 欧州ベルギー国内にて 主要先進国 G7の緊急会合が持たれている最中だが、どうか知恵を絞ってこの危機の好転へと繋げる努力を願いたい。

本題です。その東欧戦禍やその終息を願っての国際会合が持たれている最中に、又も北鮮が新型と思われる 長距離弾道弾発射の挙に出た。今回は 我国の排他的経済水域 EEZ内に着弾、進路によっては 北海道など本土着弾の恐れもあった様だ。以下 今日のロイター通信ネット記事を引用して、みて参りたい。

「北朝鮮ミサイルは新型 ICBMと推定 日本の EEZ内に落下=鬼木防衛副大臣」

鬼木 誠・防衛副大臣は 3/24、北朝鮮が同日午後に発射したミサイルが、新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM) の可能性があるとの分析結果を明らかにした。最高高度は 6000kmを超え、距離約 1100km を約 71分間飛行したととている。

ミサイルは 北海道の渡島半島の西方約 150km、日本の排他的目経済水域 EEZ内に落下したと推定されるとし 現在までに航空機、船舶の被害は確認されていないとした。

鬼木副大臣は「我国の安全保障に対する深刻な脅威」とした上で「強く非難する」と語った。「国際社会が ロシアによるウクライナ侵略に対応している中、国際社会への挑発をエスカレートさせる行為であり「断じて容認できない」とも述べた。北朝鮮に対して 大使館ルートを通じて抗議したという。

副大臣は 今後、米国などと緊密に連携し、情報収集、分析、警戒監視に全力を挙げると説明。「こうした状況を踏まえ、敵基地攻撃能力の保有を含め、あらゆる選択肢を検討し 防衛力の抜本的な強化に取り組む」と述べた。(引用ここまで)

もう「強い憤りを感じる」の言葉も無意味に聴こえる程「北」の各種ミサイル発射訓練は、確実にエスカレートしている様だ。TVなどの既成メディアでは、現行の経済制裁解除を狙って 米合衆国に交渉を迫る意図だとされるが、もう一つ。「北」の背後には中露の意向も見え隠れしているとの見方もある様だ。中国大陸は、米合衆国と張り合っての インド太平洋向けの強引なな海洋政策に資する為に。又 露はご存じ進行中の 対ウクライナ国軍事行動にて圧倒的優位に立つ為に「北」に弾道ミサイルの試射を煽っているとの見方があるのだ。

拙者はこの見方に一定の説得力あるものと心得る。北鮮は今回以外にも 今年に入ってミサイル発射試験に及んでいる様だが、米合衆国本土も射程に入れる新型ミサイルの試射は、成功なら同盟関係にある ロシア国の軍事行動にも弾みがつきそうだから質が悪い。北鮮の今回行状には、岸田総理からも当然の様に非難の表明があったが、ここはそういう事なら 露と北鮮、両方の経済制裁続行を望みたいものだ。特に前者は ゼレンスキー・ウクライナ大統領の演説でも取り上げられた位だ。

もう一つ、今回の「北」弾道ミサイルにつき、防衛省幹部が 落下した弾道ミサイル確保の可能性に言及されていた。海によっては潜水士複数による 海中の調査や回収準備も必要だろうが、回収できれば ミサイルの技術面を含め、かなりの詳細まで調べられるのではないか。「北」の反発は当然予想される事だが、何しろ我国は 排他的経済水域 EEZを侵犯されてもいる。回収できれば機構面で相当な解明が叶うかも知れない。可能性があれば、是非取り組んで頂きたい。

敵装備の実態も、少しでも明らかにできれば 我国の安全保障にとりプラスとなるのは当然だ。是非この方も 調査を願いたいものだ。今回画像も先年ので恐縮。当地西方の滋賀・米原市内で捉えた JR北陸線を東北方面へと向かう貨物便の様子を。以下に 関連記事をリンク致します。(FNNプライム・オンライン 3/24付) 「少しズレれば北海道に」北朝鮮ミサイル 北海道沖150kmに落下か…今年4発目の「暴挙」 その狙いは (msn.com)

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