Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

岸田政権の外交努力は認めるが

2022-05-07 14:23:23 | 国際・政治

 久しぶりで 特段の新型感染症関連規制がない 5月大型連休が終わろうとしている。一昨年と昨年は大変な利用落ち込みに苦しんだ 観光関係各位も一息という所があるのではないだろうか。これからは、今春先からの東欧ウクライナ危機や その関連でもある為替安からくる物価高の試練もある様だが、少しでもリカバーが叶えばとも思う。

又 慎重な判断や対応が強く求められるは勿論だが、ワクチン 3回接種証明など 対策済みを認めた上での外国人旅行者受け入れが段階的に再開される方向とも聞く。感染拡大抑止を図りながらの 社会経済再加速も、徐々にでも進めて頂きたい所だ。

本題です。前述危機の絡みもあって、我国も外交面の動きは慌ただしい様だ。昨日までは 岸田総理が東南アと欧州の計 6か国歴訪を経て一旦帰国。まずは 一言の労いを申す次第。今後も国会々期の合間を縫う様に、今月後半には一懸案でもある バイデン米大統領との首脳会談、次いで日・米・豪・印 4か国による「クァッド(Quad)」首脳会合が持たれる。又来月には、シンガポール国にての アジア安保会議への出席も見込まれるとか。

これに呼応するかの様に 林外相もみなみ太平洋島嶼 2カ国訪問を経て 5/10には 尹(ゆん) 韓国次期大統領就任式参列が決まっている。この式典には言動に問題多々ある 鳩山由紀夫・元総理も招かれているとかで物議を醸してもいるが、無理は分るも くれぐれも恥を晒さぬ様願うと共に、林外相にもできる限りの監視監理を願えればとも思う。以下 岸田総理の動向につき、昨日のTBS NEWS DIGネット記事を引用して みて参りたい。

「岸田総理 6か国歴訪を終え帰国 今月『クァッド』日本で主催へ」 

岸田総理は、東南アジアとヨーロッパ (計)6か国への歴訪を終え、先ほど(5/6午後)、政府専用機で羽田空港に到着しました。

8日間にわたる今度の外遊では、ウクライナへの侵攻を続けるロシアへの対応をめぐり、東南アジアの諸国に G7のアジア唯一のメンバーの立場から 圧力強化を呼びかけました。また、イタリア・イギリス(英国) とは「G7」としての結束で一致しました。

岸田総理は、「いずれの首脳とも 本音で大変有意義な議論ができた」「力による一方的な現状変更はいかなる場所でも許されないという共通認識を得られた」と成果を強調しました。

岸田総理は 5/24に日本とアメリカ(米合衆国)、オーストラリア、インドの 4か国の枠組み「Quad(クァッド)」の首脳会合を日本で主催します。またねそれに先立つ 5/23には バイデン(米)大統領との日米首脳会談を行い、ウクライナ情勢などについて協議する予定です。(引用ここまで)

まず初めに、相変わらずの 既成メディアの悪癖を指摘しておく。「外遊」なる言葉だ。以前も主張したが、南太平洋方面訪問中の林外相共々、外国訪問は決して「遊び」などではない。その辺りは与野党問わず 国会、地方議員のいずれも同じはずで、その折の個人的遊興行為は関知しないが 少なくとも主な名目は対外任務に絡むものだろう。もういい加減に他の表現が模索されるべきで、有力候補なくば 民間企業並みに「出張」でも構わないはずだがどうなのか。昔日ならメディアの側にも実力者があって、速やかに他の文言を鋭く発出するケースもあった様だが、今のこの勢力に そんな事を期待するのは無理かもだ。或いは自勢力に好都合な表現は、何百年経とうが変えたくないのかも知れないが。

その事を踏まえた上で、岸田総理は以前の安倍政権下でも数年に亘る外相経験があり、この所の活発化する外交の動きでも その経験が活かされる事を望みたいものだ。菅(すが)前政権もそうだったが、我国の総理は発信力に弱点を抱える印象があり、岸田現総理も例外ではなさそうだ。これは是非意識し、間違った対外メッセージとならぬ様 改めての配慮を願いたい。インド大平洋地域への露骨な海洋進出を図り、このエリアの主導を図る中国大陸とも連携する様な ロシア国の同様に露骨な動きと対峙しなければならない立場は理解する。つい先程速報された、北鮮による 又も日本海へ向けた危険な飛翔体発射行為も、或いはそうした状況に呼応したものではないか。

その事共を踏まえるも、主要先進国 G7との連携を守りながら、できるだけ中・露・北鮮の脅威が及び易い我国土の 経済を含めた安全をどう保持するかを主眼に、強い信念ある姿勢で外交に臨んで頂きたい。こう記すと保守側からも「多くを期待するは無理!」との揶揄も覚悟せねばならぬかもだが。今回画像も先年ので恐縮。当地東方、静岡・湖西市辺りの浜名湖西岸の様子を。通る線路は、旧国鉄・二俣(ふたまた)線から経営変更された 天竜浜名湖鉄道線。以下に 関連記事を 2件リンク致します。一定期間後は削除の可能性もあります。➀(夕刊フジ 5/6付) 対中・対露で新「日英同盟」 「自由で開かれたインド太平洋」に向けて連携、関係再構築へ 「結果的に米国との同盟も強化・発展」井上和彦氏(夕刊フジ) - goo ニュース ➁(産経新聞 5/7付) 首相 アジア安保会議出席へ調整 - goo ニュース

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