Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

北鮮による、日本人拉致事件にも関与した日本赤軍

2022-05-30 14:49:38 | 国際・政治

2022=令和 4年 5月も後僅かとなった。拙的には余り取り上げる気になれなかったのが正直な所だが、先日 中東を中心に、海外にて犠牲多数を伴う国際空港乱射事件や 構成員奪還を図って複数の大使館占拠や航空機乗っ取りなどのかどで、20年の刑期を終えた日本赤軍・元女性最高幹部出所の報を聞いた。

出所に際し、当該元受刑者は報道メディア複数向けに 事件への反省謝罪などを表明も、警察当局指摘のテロ活動家としての立場は否定したとか。この一連の言動を、真に受ける訳には参らないのは勿論だ。本人は一応の処分を終えるとも、未だ海外逃亡中の僚友が複数に上る。「三つ子の魂 百までも」の言葉もある様に、こうした勢力に向け 当該人物が何らかの支援の挙に出ないとの確証はない。警察当局は引き続き警戒の意向を表したが当然といえよう。

前述人物も関与の日本赤軍は、広く知られる様に 北鮮の起こした日本人拉致事件にも相当に関与し、北鮮側の便宜を図っていたとされる。拉致被害者ご家族をメインに、被害者各位の帰国実現の動きはこれまで継続して行われてきたが 日本海向けにミサイル試射を繰り返したり、又もの核実験へ向け動く北鮮を動かすのは至難な様であるのは理解する。かと言って 必要な声は引き続き上げて行かなければならない。この件につき、昨日の時事通信ネット記事を引用して みて参りたい。

「家族高齢化『時間がない』=拉致解決へ国民大集会ー東京」

北朝鮮による拉致被害者全員の即時帰国を求める「国民大集会」(家族会など主催)が 5/29 東京都内で開かれ、被害者家族や支援者、岸田文雄首相をはじめとした国会議員ら約 800人が出席した。被害者家族の高齢化が進む中、家族らは「時間がない」「早く解決しないといけない」と訴え、拉致被害者の早期救出を呼び掛けた。

(拉致被害者)横田めぐみさんの弟で 家族会代表の拓也さんは、北朝鮮で新型コロナ・ウィルスの感染が拡大していることに触れ「医療環境の改善に着手することなく核開発、弾道ミサイルの発射に明け暮れ、北朝鮮国民や拉致された被害者にさらなる苦しみを強制している」と批判。「待っている親世代が元気なうちに、日本で再会させて欲しい」と訴えた。

岸田首相はあいさつで「いまだに多くの被害者の方が北朝鮮に取り残され、本当に申し訳ない」と話した上で「拉致問題は 岸田内閣の最重要課題だ」と強調。金 正恩(きむ・じょんうん)総書記と無条件で直接向き合う決意を示し、「全ての拉致被害者の一日も早い帰国実現に向け、自らが先頭に立ち 政府を挙げて全力で取り組む」と語った。

横田めぐみさんの母・早紀江(さきえ)さんは「子どもたちが帰るまで、祈りながら頑張っていきたい」と述べた。田口八重子さんの長男・飯塚耕一郎さんは「拉致問題に これ以上の停滞は許されない。あらゆる手段を使って (日朝)首脳会談に向けて動く必要がある」と話した。(引用ここまで)

まず、日本人拉致被害者家族会のご意向を最大限尊重する者だ。岸田政権には、とに角少しでも早い解決への道が開ける様 常に全力での向き合いを強く望む次第。勿論「対北」対話や交渉は 一筋縄では参らない至難さは分っているが。

今日持たれた参院質疑でも、特定野党側は「抑止力なき外交努力」に病的にこだわっていた様だ。こうした北鮮の日本人拉致事件を含め、それではこれからの外交課題をクリアできないから やむなく防衛面の増強を図ろうとしているの事をいつまでも理解するつもりはないらしい。ただただ、中露と北鮮のご機嫌を取り、徒に刺激したくない一心からの牽制意図が見え見えだ。こんな主張に説得力はない。岸田総理は その辺りは適当な聞き流しで良くも、もう少しの毅然たる姿勢を表せる努力をして頂きたい。一定までの防衛力増強方向は、科学的根拠を伴い誠実な説明に努めれば、相当な所まで理解されよう。

話を戻す。冒頭に挙げた元過激勢力・日本赤軍は 北鮮による日本人拉致事件にも関与が指摘され、時の北鮮・金 日成(きむ・いるそん)指導部の走狗として その便宜に動いていた様だ。我警察当局は、冒頭の元女性幹部の動向への注意も良いが、是非そうした関連にもメスを入れて頂きたいもの。

日本人拉致事件は 被害者ご家族の悲痛を重々理解しつつ、もう一方では我国と日本人の独立と主権を大きく侵害する深甚な案件だからだ。直ぐに状況の好転が難しくも、声を上げ続ける努力を怠ってはならないと心得る。今回画像も以前ので恐縮。新潟・山形県境付近の名勝「笹川流れ」の早朝風景を。通る線路は JR羽越線。以下に関連記事を 2件リンク致します。➀産経新聞 5/30付 国際手配の7人逃さない 日本赤軍の空港銃乱射50年「事件終わらず」(産経新聞) - goo ニュース ➁私的憂国の書様 拉致事件を解決するつもりがあるなら、法的・軍事的な整備を今すぐ進めよ - 外交 (fc2.com)

コメント (2)
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