Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

今夏参院選、野党「夏の陣」のポンコツ

2022-05-17 14:01:41 | 国際・政治

この所の我国内は、山口県下の阿武町にて生じた 新型感染症関連給付金の誤入金に関する事共でやや熱くなっている様だ。今は失踪したとされる 受け取り手の 20代男性とされる人物は 入金後の早い段階でほぼ全額を自身の他口座に移し、担当弁護士らによると どうもネット・カジノに全額を振り込んで敗北した可能性もあるとか。

正当な手段での受け取りでない以上、当該人物の刑事を含めた問責がなされるは当然だが、間抜けとしか申し様のない 阿武町側の態勢も厳しく糾されるべき。地元に留まらず、国民全ての血税からも拠出の公的資金に関わるだけに 尚更だ。入金事務を担ったのは 新人に近い若手だったとかで、現金受け渡しに際して当然たる 複数人によるダブル・チェックが厳正に実行されたか否かを含め、詳細な調査と全国民向けの誠実な報告を強く要求する者だ。

本題です。こうした地方政治や行政のあり様や問題を糾す為にも 今夏の参院選が高い国民的関心を持って実施される事を強く望む者だが、大阪選挙区にては 立憲民主、日本維新の会両党派による 泥仕合的前哨戦が繰り広げられている様だ。以下 FNNプライム・オンライン記事 2件を引用して、みて参りたい。維新の会分は 5/17付、立憲民主分は 5/15付であります。

「『顔で選べば一番』発言の維新・石井議員が釈明『いい挨拶をした』と受け取っていると思う」

夏の参院選に出馬予定の女性候補者について「女性が 5人出るが、顔で選んでくれれば 1番を取るのは決まっている」と発言した 日本維新の会の石井 章参議は 5/17取材に応じ、「政治家として反省している」と述べる一方で「聞いた人は『いい挨拶だ』と受け取っていると思う」との考えを示した。

石井議員は 5/15、栃木県内で行われた女性候補者の事務所開きで、「女性が 5人出るが、年齢が若く 顔で選んでくれれば 1番を取るのは決まっている」と発言した。その後、石井議員は 自身の発言について日本維新の会の幹部に対し、「悪意はなかった」と釈明し、撤回する考えを伝えている。

石井議員は 5/17 取材に応じ、発言の真意について「政治家として反省している」とした上で、「会場にいた人は、ああいう内容で私が発言したのではないことは みんな分かっている。「聞いた人は『いい挨拶だ」と受け取っていると思う」との考え示した。また 外見について言及することが駄目だと言うのであれば、選挙の際のポスターをやめるべきだとの持論を展開した。参院選栃木選挙区からは 女性 5人を含む 6人が出馬を予定している。(前半引用ここまで)

「菅 直人(かん・なおと)氏が 公示前に投票呼びかけ 直後に発言い撤回、大阪の街頭演説」

立憲民主党最高顧問の 菅 直人・元首相が 5/15、大阪市内で街頭演説し 夏の参院選大阪選挙区から立憲公認で出馬する立候補予定者の名前を挙げて有権者に投票を呼び掛ける場面があった。公職選挙法は、公示前に特定の候補者へ投票を呼び掛ける行為を「事前運動」として禁止しており、菅氏は直後に発言を撤回した。

菅氏はこの日の演説で、大阪府と大阪市が誘致を進めているカジノを含む統合型リゾート(IR) を巡り、「参院選は 大阪にカジノをつくるか、日本にばくち場を増やすかの大きな選択だ」と主張。共に街頭に立った立憲の立候補予定者の名を挙げ。「カジノではない形で経済を再建させようという候補者に ぜひ 1票を入れていただきたい」と投票を呼び掛ける発言をした。直後「ここまで言うと、選挙期間中みたいになって 若干言い過ぎになりますが・・」と 火消しに走った。

演説後、菅氏は報道陣の取材に「気をつけているつもりだったが、勢いで(言ってしまった)。今の時期に踏み込んで言ってしまった部分もふると思うから、気をつける」と釈明し、発言は撤回したと説明した。(後半引用ここまで)

維新、立憲の両幹部共、拙い発言を撤回したから良いというものでは当然なかろう。前者の石井参議の選対とはいえ、旧態依然とした女性観は「うるさ型」で知られる 蓮舫立憲民主参議を含む各野党幹部や、茂木自民幹事長を含む与党の一部からも批判を浴びている。よく「維新も保守的」とか「やはり考えが古い」とかの揶揄が左傾側から出されているのは承知だが、それが云わば本音の形で出たといえるかも知れない。

繰り返すが その様な発言が撤回されたとはいえ、維新の会の方向性に 女性差別的なヘイトにも繋がりかねないそんな思考も絡んでいるとの印象は、一度発せられれば そう簡単には払拭できないのも事実だ。同会はこれ以外にも、今夏参院選の 当地愛知区立候補予定者の経歴詐称問題も浮上しているとかで、朝日新聞一味を含む左傾メディアのニュースネタにもなっている様だ。 

一方の立憲民主側。まぁ 菅 直人という人物には、鳩山由紀夫元総理共々、呆れてモノが言えないという拙レベルである。一度は総理の座にあった者が、公職選挙法のイロハも知らなかった・・或いは知っていても「己だけは大丈夫」と思っていたのではないかという事が露呈した。同党も又、元国会議員による JR線議員パスの不正利用や 所属国会議員による不適切な戦地ウクライナ国内立ち入りなどの報を聞いている。議員パス不正の件以外は、いずれの人物も この憲法記念日に同党幹部が発した「与党はロシアより危険」の罵倒と同レベル。この発言も又「勢いに乗って 出てしまった」のだと。これらから、立憲民主という政治勢力は『全てがその場の勢いでモノを言う』という風に受け取られても仕方がないと思うがどうか。

今夏の参院選が間近に迫っても、野党間ではこんな泥仕合しか見せられないのかと思うと情けない。菅元総理の「初めに非難ありきの活動家根性」的性根は相変わらずで、この人物は これで一生終わるのか?の印象。この為、立憲民主党左派の活動家志向は一向に改まらないという所だろう。一方の日本維新の会。自民に近い保守寄りからの糾しにしても、時代に見合った女性観などを同党なりに採り入れなければ それは先行きは暗くなるだろう。両党の伸び悩みは、結局与党自公を利する事となるのはご存知の通り。そうなっても 拙自身はさほど不都合を感じない者だが。今回画像も昨年ので恐縮。新型感染症一服の合間に訪れた、京都鉄道博物館構内にて休憩中の 往年の東海道線主力蒸機達の様子を。

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