Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

国防にも資する 経済安保推進法制の、速やかな成立施行を望む

2022-05-10 21:58:36 | 国際・政治

昨日の事だが、ロシア国にては 先の大戦における対独先勝記念日に、プーチン大統領による演説が行われた様だ。要約としては、先の露国に留まらず 当時の連合国大戦犠牲各位への弔意と謝意が表されるも、敵対した独ナチスの勢力を 侵略先のウクライナ国側に強引に重ね合わせたのは当を得ないといえよう。現に宇側の各位よりは、憤りと軽蔑の反応が多く寄せられている様だ。昔日の童話ではないが「王様の耳はロバの耳」という事か。事実なら相当に深甚な事だ。プーチン露大統領は、正気ならこうした多くの声と謙虚に向き合うべきとも心得るが。

アジアに目を転ずれば、複数の国で政局の最中だ。最寄りの大韓民国にては、尹 錫悦(ゆん・そくよる)・新大統領の就任式が執り行われ、我国よりは 岸田総理の名代として、林外相が参列。尹新大統領との会談の席も持たれた様だ。拙方も、外交状況はとも角として 一言の祝意を申したい。

文(むん)前政権下にて、ドン底まで冷え込んだ日韓関係。韓国々会にての少数与党態勢など 大変な所はあろうが、少しでも関係改善に繋がる様 手探りでも良いからトライして頂きたい。かねて 尹新大統領が提唱の、日韓間で定期的に外務関係幹部が会談の場を持つ「シャトル外交」再開が検討されても良いのではないか。後、南方のフィリピン国にても次期大統領選が進み、概ねこれまでの路線を継承の 新大統領が選出の運びとなる由。ただ 中国大陸とも宥和的な所もあるだけに、我国としては注意を要するも事実だろう。それにしても、民間の立場とはいえ、時に我国へのダメージ言動をも発する 鳩山由紀夫・元総理の、尹新大統領就任式参列は 拙的には意味不明にして理解に苦しむのも事実だが。

本題です。そうした我国の健全で強靭な外交を進める為にも、抑止力としての国防の役割りは重要だろう。それは何も武力による防御のみならず、経済分野の重要物資供給・サプライチェーンの強化も抑止力への貢献の所があろう。その為の 岸田政権が総力を挙げて取り組む「経済安全保障法案」が衆院に続き、参院内閣委員会でも可決。明日にも参院本会議にての可決・成立を経て、来春から段階的に施行の運びとなった。以下 今日の TBS NEWS DIG ネット記事を引用して、みて参りたい。

「岸田政権の看板政策『経済安保推進法案』が参院・内閣委で可決」

今国会の重要法案のひとつ「経済安全保障推進法案」が参議院の内閣委員会で 与党などの賛成多数で可決されました。

経済安全保障推進法案は、中国(大陸) のハイテク分野での台頭などを背景に、半導体などの重要物資が安定的に供給されるよう、国に企業の調達先や在庫を調査する権限を与えることなどが盛り込まれています。

また、野党や経済界などから 行き過ぎた規制への懸念が出ていたことを踏まえ、「事業者等の自主性が十分尊重される」などとする付帯決議が盛り込まれています。

法案は与党のほか 野党の立憲民主党や国民民主党、日本維新の会も賛成にまわり、委員会で可決されました。与党は 今後速やかに参院本会議を開き、法案を成立させたい考えです。(引用ここまで)

我国産業経済の命運にも関わる 重要物資供給・サプライチェーンの健全な強靭化の為にも、前述の 事業者レベルの自治や自主性を最大限尊重すべきも、国レベルの必要な調査や指導の一定権限を持たせるのは ある程度やむなきであろう。

詳しくは末尾のリンク記事に譲る所もあるが、前述の施策は 前倒し位の早いスタートを望みたいものだ。我国の通貨「円」の 為替安の進行に伴い、希少金属を含む入資材の価格高など難しい所も多いは分るが、これらの経済安保策は我国の国防安保にも資するだけに 常に高い優先順位で取組んで頂きたいものだ。今回画像も「思い出」バージョン恐縮。先年、当地東郊・豊橋市内にての、豊川(とよがわ) 河口近くの様子を。渡る線路は JR飯田線と豊橋付近で共用乗り入れする 名古屋鉄道・名古屋本線。同社の特急列車「パノラマ・スーパー」も数年前までの旧外装。以下に、関連記事をリンク致します。「経済安全保障推進法案の概要」siryou1.pdf (cas.go.jp)

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