Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

国会ー又も対与党追及標的を間違えるのか?特定野党

2022-05-24 14:39:47 | 国際・政治

先月 知床半島近海で遭難の、犠牲となった客船搭乗各位に対しては 改めての弔意を申したい。まだ 10名超の方々が行方不明で、これまでの沈没した船内捜索では 犠牲者の発見に至らなかった由。今日の曳(えい)航作業失敗に伴なう再びの当該船沈没と共に 残念至極だが、何とか行方不明全員の発見に繋げて頂きたいもの。又 技術面の至難さは分るが、再び沈んだ客船の再引き揚げも是非実施を願いたいものだ。

対外面は、今日までバイデン米大統領が滞日予定。豪印両国首脳を交えての「クァッド会合」が持たれ、遺憾な強硬海洋策を続行する中国大陸と対峙のやむなき状況に対応すべく「自由で開かれたインド大平洋地域」を現実のものとする為の協議の場が持たれるとか。勿論今回限りで済む話ではなく、各国の難しい課題と向き合いながらの会合が これからも折々持たれるしそうされるべきなのだろう。「非同盟中立」を国是とする インド国独自の立場にも留意しながら、難しい運営が続くも ここは努力を重ねる必要があるのだろう。

そのバイデン米大統領が、昭和後期に多発した 北鮮による日本人拉致事件の家族各位との面会を果たし、丁寧な対応に前述家族の方々からも謝意と賛意が寄せられた由。しかしその一方で 林外相が北鮮でも問題化の 中国大陸他由来の新型コロナ・ウィルス感染症対策を巡って独善的ともいえる表明があった様で、各方面からも問題視されている様だ。以下 昨日の夕刊フジ・ネット記事を引用して、みて参りたい。

「北朝鮮支援発言の 林外相に批判噴出『放っておけばいいとは、ならない』横田めぐみさんが拉致された新潟で 有本 (香)氏『就任以来、発言に[ズレ]が』」

林 芳正外相の発言に、また批判が噴出している。北朝鮮工作員に 横田めぐみさんが連れ去られた新潟市で 5/22に行った講演で、北朝鮮での新型コロナ・ウィルスの感染拡大について「放っておいてよいとは、なかなかならない」と語ったのだ。来日中の ジョー・バイデン大統領と拉致被害者家族会が面会する前日に、一体どういう政治センスをしているのか。

注目の講演は、新潟選出の国会議員や県議が出席したセミナーで行われた。講師の林氏は ロシアによるウクライナ侵攻や、北朝鮮の核・ミサイル問題や新型コロナ対応について言及し「世界全体で立ち向かわないといけない」「北朝鮮の状況をよく把握する努力をしなければならない」と述べた。

新潟市は 横田さんが拉致された現場であり、日本にとって重い意味を持つ。林氏が拉致問題に言及したのは、わずかだったという。林氏の講演については、共同通信が 5/22夕、「林外相、北朝鮮コロナ(感染症) に支援必要『放っておけず』」という記事を配信するなど、各社が報じた。

一連の報道を受けて、ネット上では「日本人を拉致し、日本海に向けてミサイルを連発し、核兵器を開発する国を 日本国民の血税を使って支援する意義は全くない」「拉致被害者家族は、どんな顔をして あなたやバイデン大統領に会えばいいのか?」などと批判が相次いだ。

自民党の 小野田紀美参院議員も「北朝鮮にワクチンを供与といったような一部報道が出た時も、自民党外交部会で『あり得ない。すべきではない』という意見が強くあったはず。我国の国民を拉致したままの国に、それはそれという様な姿勢は断じて許されない」などとツィートした。

林氏の言動を、どう見るか。ジャーナリストの有本 香氏は「政治家にとって 言葉は『命』だ。林氏は閣僚であり、政府の政策に誤解を招く発言は許されない。新潟という場所柄や、拉致問題の現状を考えれば 話題の選び方が決定的に間違っている。発言に常に『ズレ』があり、危うさを感じる。国民の怒りの炎に 油を注いでいるようで理解不能だ」と指摘した。(引用ここまで)

日刊フジが、日刊ゲンダイと並ぶ「どちらかといえば 2流の夕刊紙」たる事は留意する。その上で 概ね拙者も、有本さんのご指摘に同意する者だ。一方で、北鮮相手といえど 人道支援を全否定する訳ではないが、それにしても 新型感染症ワクチンや治療薬の類は 世界保健機関 WHOも関与の COVAX(コヴァックス)とかいう世界的な感染症ワクチン共同購入・分配組織があるではないか。「対北支援」を言い出すなら、まずはそうした国際機関を通しての支援をも強調すべきなのだ。因みに今回、林外相の表明に そうした配慮の跡は見られない様だ。

前述支援については、同盟する米合衆国や より北鮮に近い大韓民国との連携も大切だろう。特に後者はつい先日、より我国に近い保守寄りの新政権にバトン・タッチしたばかり。かつて日韓間の政治連携に小さからぬ効果があり、韓国新政権も再開を望む「シャトル外交」の喫緊の議題にする道もあったではないか。未解決の拉致事件を抱え だからこそ どの様な「対北支援」にせよ、国際機関や関係各国との連携を確かにしなければならない所。林外相にそのつもりはあったのか。これは日本及び日本人として、是非共糾さねばならない事柄ではないのか。

折しも先日「国会議員は100万円の経費しか認められない」の様な不満言動を表したとされる 細田博之・衆院議長が女性報道関係者に対し、不適切な自宅立ち寄りを促したとされる旨の某有力週刊誌記事が表されているとか。この件につき 特定野党や左傾メディアは過分に問題視。国会にても追及の構えらしいが、このレベルの事は 細田議長が一度きちんと説明をされればケリのつく問題だろう。林外相の前述言動は、必要な各方面との連携や意思疎通を経ていなけれならないは当然だ。特定野党らは、この外相言動についてこそ 厳しい追及の挙に出るべきだろう。尤も「対北」ワクチン援助を煽った者は その特定野党側にもいたから、大口を利けない立場なのかもだが。今回画像は 今春、新潟郊外・JR新津駅構内で目撃の 出発準備中の蒸機の様子を。

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