Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

我国は、フィンランド国との連携を進めるべき

2022-05-14 22:42:05 | 国際・政治

これまで 中国大陸他由来の新型コロナ・ウィルス感染者ゼロを主張し続けてきた北鮮が、ようやく前言を翻し、都市部をメインに 30万人超の感染規模を認めた様だ。改めて「今更」の趣だが、感染症ワクチンや治療薬の面でも 先行する米合衆国を供給交渉の席に着けようとの策動かとも思わせる。

勿論米国は簡単には応じない意向とかで、これ又当然の事だろう。せいぜい同盟する中国大陸か、前述感染症ワクチンでは高い技術力を持つとされる ロシア国辺りの協力でも仰ぐがよろしい。後者は紛争当事国につき 国際世論の反感を招くかもだが、そんな事は日本及び日本人の知った事ではないだろう。

本題です。その紛争当事国・ロシアは対ウクライナ国侵略のかどで、欧米初め 我国を含む 所謂西側諸国から糾弾と制裁の対象となっているのはご存じの通り。そんな折 我国もこれまでの欧米メインの先進諸国 G7に加え、ロシア国と隣接する諸国との連携を進める方向も示している様で、それ自体は決して間違いではないだろう。以下 先日の読売新聞ネット記事を引用して、みて参りたい。

「岸田首相とフィンランドのマリン首相が会談・・・ロシアの侵攻を強く非難、結束して対応で一致」

岸田首相は 5/11、フィンランドのマリン首相と首相官邸で会談し、ロシアによるウクライナ侵攻を強く非難し 結束して対応することで一致した。

会談で岸田首相は、「ロシアによるウクライナ侵攻は、欧州のみならず アジアを含む国際秩序の根幹を揺るがす行為だ」と非難した。マリン首相は、ウクライナ侵攻について「グローバルな環境に大きな変化をもたらした。中国(大陸) は その力をどのように使うか画策している」と述べた。両首脳は インド太平洋地域でも、力による一方的な現状変更は認められないとの認識を共有した。

マリン首相は共同記者会見で「軍事的中立」を掲げてきたフィンランドの 北大西洋条約機構(NATO) 加盟検討について、「国際社会全体が強化される」と意義を強調。両首脳は 先端技術や再生可能エネルギー分野での協力や、「核兵器のない世界」に向けた連携も確認した。(引用ここまで)

北欧フィンランド国は 東隣のロシア国とはぼ 1300kmに及ぶ国境を接し、昔日から安保面での緊張と苦労を強いられてきたのは良く知られる所だろう。先の大戦の時期などには 一度ならずロシア国の侵攻を受け、領土の一部を失いもした。その辺りは、同じ様に北方領土を奪われた我国と似た歴史を有するのも事実である。

長らく安保上の理由から、北大西洋条約機構 NATO加入を見合わせ 対露軍事中立を守るも、ウクライナ危機を契機に NATO加盟への動きも現実味を帯びてきている。強引で無理筋な 中国大陸の海洋政策とも強い姿勢で対峙する必要があろう。

NATO加盟は フィンランド国の内政問題につき、ここは見守りたい所だが、軍事面の協力が 今はできないとされる我国にしても、人道面などの援助や外交面での有機的な協力や連携は可能な所も多々あろう。共通の脅威に 少しでも有効に向き合う為にも、対フィンランド国連携は できる所で継続して取り組まれる必要を感じる者だ。今回画像も昨年ので恐縮。これも当地北郊・一宮市内の田植えの頃の様子。通る線路は JR東海道線。

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