Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

改めて「防災、防疫、防衛」を同じ思考で捉える事を主張する

2022-09-01 12:52:55 | 国際・政治

2022=令和 4年 9月も、拙ブログを宜しくお願い致します。毎年記す事だが、今日 9/1は「防災の日」。1923=大正 12年のこの日生じた 関東大震災の惨禍を偲び、ここの所は中国大陸他由来の新型コロナ・ウィルス感染症禍などもあって規模などに制限あるも、毎年の様に各地で防災訓練が行われるはご存知の通り。

今日などは、近い将来発生が懸念される「南海トラフ大地震」に備えた動きが政府レベルでも見られた様で、そうした訓練自体は尊重する者だ。この所は大水害も多い。先月まで 東北一帯が広範に見舞われたのは記憶に新しく、復旧復興が途上であるのは勿論だ。海外にては 中東・パキスタン国が国難レベルで見舞われている由で、全国土のほぼ 1/3が浸水、被災人口は 3000万超とされる。同国の食糧危機にも繋がりかねない農業危機も大きく迫るだろう。まずは被災各地へお見舞いを申したい。我国を含む各国共 国内の災害や諸問題で大変な折、援助の手は限られるかもだが 可能な所でそれが叶えばとも思う所だ。

それらを踏まえた上で 昨年の今日も記した記憶があるが、そろそろ「防災」「防疫」「防衛」を同じ思考の土俵で捉え、対応や復旧復興のあり方を考えるべき時にも有益だと愚考する。昨日などは カルト的・反社的側面ある旧統一教会との関わりで難行中の与党・自民会派にて 台湾危機に関する会合が持たれた様だ。何かと物議になり易い党幹部の主宰だったので違和感があるかもだが、以下 昨日の日本 TVネット記事を引用して、みて参りたい。

「自民・麻生副総裁 ’’『台湾有事』起きた場合、日本も戦争に巻き込まれる可能性ある’’」

自民党の麻生派は 8/31、3年ぶりとなる派閥の研修会を開きました。この中で会長の麻生副総裁は「台湾有事」が起きた場合、日本も戦争に巻き込まれる可能性があるとの認識を示しました。

自民党・麻生副総裁「少なくとも沖縄、与那国島にしても、与論島にしても、台湾でドンパチ始まるということになったら、それらの地域も戦闘区域外とは言い切れないほど、戦争が起きる可能性が十分に考えられるんだって思ってます」

また、麻生副総裁は「我々を取り巻く環境は 憲法ができた時と大きく変わりつつある」と述べた上で「外交や防衛を真剣に考えていかなければならない」と呼びかけました。さらに ロシアによるウクライナ侵攻をふまえ「自分の国は自分で守る覚悟がない国民を、誰も助けてくれることはない」と述べました。(引用ここまで)

これまで何度か舌禍レベルの言動で物議を醸す事もあった 麻生自民福総裁だが、前述研修会席上でのそれは まぁ落ち着いて受けとめられるだろう。本当に「自らは 自らで守る」と「天は自ら助くる者を助く」とは、今は故人の作家・石原慎太郎さんも折々触れられていた言葉だ。又「台湾有事は日本有事」との捉え方は先般凶弾に斃された 安倍元総理の遺志を継ぐ事でもある。

既に動きあるのは広く認められる所だろう。今夏の ペロシ米下院議長訪台の折、中国大陸軍部は台湾周辺に弾道ミサイルを撃ち、内複数は 我国の排他的経済水域EEZに到達した。我国最西端の与那国島から台湾本土までは僅か 100km余り。麻生副総裁が取り上げられた「戦争リスク」は決して非現実のものではないと心得る。

戦争放棄を謳った日本国憲法といえど、その第 9条で「独立を脅かす動きに備える自衛の対応」まで禁じている訳ではない。先手的ともいえる 反撃能力の保持も模索されてはいるが、現状の専守防衛の範疇でも できる対応はまだある事だろう。自衛隊の法的立場を盤石にする為の憲法改正はいずれ必要と認めるが、その前に現行法下でできるだけの備えをする事だろう。

台湾有事の際、まずはこの地域海域の防衛には自衛隊が先頭に出、その背後に米軍が控えるとの想定もされているのだ。左派容共の一部には、こうした備えを「対中侵略の意図あり」などと難癖をつける向きもあるやに聞くが、それは日本国憲法による歯止めを無視した言い分だ。こじつけにも程があろう。

折しも来年度予算の折衝が始まり、防衛予算も相当に上積みされる様だが「費用対効果」の所も踏まえながら、我国の独立や平穏を脅かす動きに少しでも適切に対応できる状況を目指して頂きたい。その為に 国民レベルでも議論やアイデアの案出をして参れればとも思う。これは、防災や防疫の両分野でも基本姿勢は同じ事と理解する者だ。理想論の域は分っているが、国民多数のレベルでこうした考え方ができる様になれば「災禍から国民の命を守る為の行為行動」にも改善的変化をもたらせるとも思うがどうだろう。今回画像は この初夏、三重県下・亀山市内の JR関西線にて目撃の、JR西日本在来線試験列車の様子をもう一度。

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