Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

正月の「不慮の事態」を雑考してみた

2024-01-02 14:22:33 | 社会・経済
昨夕刻見舞われた、突然の強い揺れに 正月気分は吹き飛んだ。石川・能登を襲った震災は 当地名古屋でも震度 4を記録。体感的にはもう少し強かったかも知れない。

一夜明けて その惨状が明らかになってきた所だが、まず複数の犠牲各位への弔意と 被災各位へのお見舞いの意を表したい。震源が地表に近い直下型の可能性が大きい事と、複数の活断層が動いた可能性もあるとかで、今も続く執拗な余震との闘いに 地元北陸の疲弊も懸念される所だ。

その一方で、ネット時代の病理ともいえる 無根拠な虚偽情報の錯綜にも注意を要するのは遺憾。こうした発信を慎むべしとの総理大臣表明もむべなるかというもの。大変な折だが、こうした多くの情報の真偽を掴む力も 災害との向き合いには必要な時代なのかとも感じる次第。

本題です。前述震災からはひとまず離れ、今回は正月の「食の定番」ともいえる 餅にまつわる事共に少し触れようと思う。詳しくは末尾のリンク記事に譲る所もあるが、特に高齢世代をメインに 餅が加わる食事中、喉に詰まらせ 不運にも落命される方々がほぼ毎年に上る様だ。

拙者も昨年末 少量の餅を入手したものだが、最近のそれは 喉につまらせる事故などの対策もあってか、切り餅を更にスライスして小さくできる様にもなっている様だ。これで万一の場合に備えるという事だろうが、残念ながらゼロリスクとは参らない様だ。

高齢世代に加え、これも関連記事にあるが TVを観たり オンライン・ゲームをしながらの喫食も 世代に関係ないリスクがあるとされる様だ。拙者などは食中よく TV報道を観たりしているので、以後は注意を深めるべきか。

まぁ言い訳にもなるが、餅はほぼ正月期間以外は食さない現状なので、正月番組のみ控えて食中はラジオやオーディオにしておくという手もあるかと 今更の様に気づいている所。これから更に加齢が進む身としては、本気で用心しなければという所でもあるかと感じる所。

もう一つ。幼少時、拙者も食事は遅かった方なので大口は利けないのだが、今 餅を食するのが危険な高齢世代は若かりし頃「早飯早糞(はやめしはやぐそ)芸の内」などと強く言われて、何事もスピーディーにこなす事を身体に叩き込まれているのではないか。

今でこそ、特に餅などは「できるだけ小さめに切って、ゆっくり食す様に」などとまぁ適切な表現のアドヴァイスともなった様だが、一世代前辺りまでは「餅を喉に詰まらせる事故などは、本人の不注意」みたいな言われ方しかされなかった記憶がある。末尾の関連記事にも 食の遅い方は要注意の項目がある様だが、一方で食は楽しみの一つだ。

食を進める速度も、それぞれが楽しめるそれであって良い。多少遅くとも、決して急(せ)かしたりせず 静かに見守るのが最善だろう。高齢や、慣れない事からの遅さにも歩み寄った見方や姿勢が 見守る方にも求められる所だし、我々自身もいずれこうしたリスクに直面する日が来る事は明白だ。

「みんな年をとる」とは亡き作家で経済評論家でもあった 邱 永漢(きゅう・えいかん)さんのお言葉だったと思うが、少なくとも拙者は 前述の事故問題を己の事として考えるべき時に差し掛かってもいる様だ。そういう問題とも向き合える様、今から少しずつでも思考を整合(アジャスト)させられる様 努めていければとも思う。

今回画像は振り返り恐縮。先年 埼玉の JR大宮駅にて目撃の、北陸・上越新幹線 現在の主戦 E7系列車編成の様子を。改めて、早い今回能登地震の鎮静化と 復興への確かな歩みを祈念したいもの。以下に 関連記事をリンク致します。「NHK NEWS WEB 2023=令和 5年12/27付」
コメント (2)
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