Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

やはり日共の「党内民主主義」は疑問有りだ

2024-01-12 11:17:47 | 国際・政治
欧亜間物流の要衝、中東・紅海にて各国大型貨物船を標的にしてきた同地域イスラム勢力・フーシ派に対し、欧米有志連合が遂に武力行使に踏みきった様だ。

中東ガザ問題をメインに、いかにイスラム側の大義があるにせよ、欧亜を結ぶ 生命線に等しい物流ルートが脅かされたとあっては一定の武力行使はやむを得ないかも知れない。

この有志連合には、エネルギー資源などの多くを中東や欧州に頼る我国も 我らが自衛隊に正面参加は不可としても、後方支援など何らかの関与を認めるべきではなかったか。又 これからもその道を開くべきではないのか。

本題です。その自衛隊海外活動に 何かと難癖をつけるのが性癖の様な勢力が ご存じ日本共産党。志位党委員長も 小池党書記局長も折々「大軍拡」だの「地球の裏側までも武力行使のつもり」などと罵詈讒謗に近い非難を繰り返している。

その一方 党内の志位執行部と党員多数の意志疎通が本当に健全なのか、かなりの疑問符がつく事象が認められもする様だ。

北陸能登震災に次いでメディアの話題となる、与党自民主要会派のパーティー券販売関連政治資金疑惑の解明も 東京地方検察庁特別捜査部が動く以上それは必要だろうが、主要勢力・立憲民主党の芳しからぬ所と共に 日共の病理も併せて糾されるべきだろう。以下 昨日の産経新聞ネット記事を引用して、みて参る事に。

「共産党員が 異例の集団会見 (志位)執行部に(当該党員)除名撤回やハラスメント対策を要求」

(日本共産党の)「最高機関」と位置付ける党大会を目前に控えた同党の現役役員ら 7人が 1/11,東京都内で記者会見を開き、党員除名の撤回やハラスメント対策などを求めた。

共産では上意下達を可能にすると批判される民主集中制が重んじられ、党員同士の横の連携も「分派活動」と見なされかねない。一般党員が公(おおやけ)の場で執行部に意見具申することは極めて異例だ。

7人は40~ 70代の男女で、(内) 6人が現役党員。党指導部の追及を避ける必要があるとして 身元判明につながるような写真撮影には応じなかった。

ある男性は、著書で党首公選制導入を訴えた ジャーナリストの松竹伸幸氏の除名撤回を要求。「死刑宣告に等しい。共産と社会の断絶につながるのではないかと危惧している。少数派への抑圧ではないか。除名はやり過ぎだ」と述べた。

ある女性も 松竹氏らへの処分が調査と時間を置かずに決まったと主張し、党大会での再審査を要求した。「むちゃくちゃな除名の仕方は 一般党員に恐怖を与える。国民からの信頼も得られない。スターリン(元旧ソ連邦書記長)と同じではないかといわれても しようがないような過程はよくない」と語った。

また「私は機関紙『しんぶん赤旗』も配達しているし、(党に)お金も払っている。誠実に活動してきたのに 松竹(氏の)処分に批判を持ったということだけで『反党分子』呼ばわりされるのは解(げ)せない」とも述べた。

別の女性は (共産)党内でハラスメントが横行していると訴えた。「被害者を泣き寝入りさせることが常態化している現状に危機感を感じる。ジェンダー平等、ハラスメント根絶を掲げた党に期待している多くの市民への欺瞞(ぎまん)であり、裏切りだ。公党として 人権のアップ・デートを求める」と要求した。(引用ここまで)

この異例ともされる 党員有志記者会見の様子をみても、志位日共執行部の疲弊ぶりが露見する様に拙者には感じられる。日共の組織的弊害はかねて同党 OBを含む各位からも指摘されてきたものだが、いよいよ実態として表れる局面(フェーズ)を迎えたのではないか。

既に志位党委員長の任期も 20年超とされ、与党自民の自浄力を糾せるレベルではなくなっている可能性が大きくある。表向きは「党内民主主義」「民主集中制」とかを徹底しているといっても、関係各位からは大きな異論が噴出してきているのだ。それは我々国民市民も、決して看過してはならない事象といえるのではないか。

「任期長過ぎ」の批判を受け、流石(さすが)に志位党委員長の交代論も台頭してきてはいる様だ。後継には同党初の女性党首となるかが注目もされる 田村智子・党副委員長の昇格が有望ともされるが、「代々木官僚」とも揶揄される党本部の体質や思考を 果たして抜本的に変えられるのか疑問符は残る。

それよりも 朝日新聞一味や東京放送・TBSらが本当は望むだろう、日共が国民的支持を得る様な状況は 本当は日本及び日本人にとっての脅威となり得るから決して認めるべきではないのも事実である。

今回画像は当地南郊・JR笠寺駅からの各種イヴェント会場「日本ガイシ・スポーツプラザ」を臨んだ所をもう一度。笠寺貨物駅も併設され、JRに留まらず 名古屋港辺りに専用路線を持つ、名古屋臨海鉄道線の列車も出入りしています。
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